貸切マイクロバスのレンタカー料金はいくら?日帰り・宿泊別の相場と注意点を解説
2025/11/12
貸切マイクロバスをレンタカーとして利用する場合、日帰り送迎や少人数旅行に最適なコスパの良い選択肢です。中型・大型バスに比べて料金が安く、小回りも利くため、送迎・観光・イベントなど幅広い用途に活用できます。
今回は、貸切マイクロバスのレンタル料金相場から、運転時の注意点・お得に借りるコツまで詳しく解説します。
- 貸切マイクロバスとは?レンタルとチャーターの違い
- 貸切マイクロバスの料金相場【運転手付き・なし別】
- 貸切マイクロバスのレンタカー料金以外にかかる「隠れコスト」
- 貸切マイクロバスを賢くレンタルするコツ
- 貸切マイクロバスのレンタル料金を把握して安心手配を
貸切マイクロバスとは?レンタルとチャーターの違い

貸切マイクロバスとは、10〜27人前後が乗車できる小型バスで、送迎・観光・イベント利用などに幅広く対応できる便利な移動手段です。
「貸切」と一口にいっても、実は2つのタイプがあります。
- 運転手付き(チャーター)タイプ:プロのドライバーが運転を担当。旅行や送迎など、行程を丸ごとお任せできる。
- 運転手なし(レンタカー)タイプ:中型免許(8t限定なし)を所持している人が自分で運転。コストを抑えたい場合に人気。
どちらを選ぶかで料金・手間・自由度が大きく変わります。ここからは、両者の費用差や選び方を詳しく見ていきましょう。
貸切マイクロバスの料金相場【運転手付き・なし別】
貸切マイクロバスの料金は、運転手付きか、自分で運転するレンタル(運転手なし)かによって大きく異なります。また、利用時間・走行距離・出発エリアによっても費用が変動するため、目的に合わせたプラン選びが重要です。
ここでは、貸切マイクロバスの運転手付きと運転手なしの料金相場を比較しながら、どちらがお得かを分かりやすく紹介します。日帰り利用・1泊2日・2泊3日など、代表的なケースごとの目安もあわせてチェックしていきましょう。
運転手付きの料金相場(日帰り/1泊2日/2泊3日)
運転手付きの貸切マイクロバスは、料金にドライバーの人件費・燃料・高速料金・諸経費が含まれるのが特徴です。
| 利用時間 | 料金目安 |
|---|---|
| 日帰り(5時間・100km以内) | 約60,000〜85,000円 |
| 1泊2日(2日運行) | 約120,000〜240,000円 |
| 2泊3日(3日運行) | 約180,000〜280,000円 |
1運転手付き日帰りの場合
日帰り利用の場合、60,000円〜85,000円ほどがレンタル料金の相場です。料金は利用するバス会社によっても異なるので、最終金額を知りたい場合は見積もりをしてください。
なお、貸切バスは1人の運転手が1日に運転して良い時間が決まっており、9時間を超える場合は交代運転手が必要です。その場合運転手は2人になるので、利用料金もアップする点は覚えておきましょう。
貸切バスの交代運転手って?
2運転手付き1泊2日の場合
1泊2日利用の場合、120,000円〜240,000円ほどがレンタル料金の相場です。
宿泊を伴う利用では、交代運転手や運転手の宿泊費が実費で発生します。
レンタル料金にはこれらの費用が含まれていないため、実費分も含めた総額を想定しておくことが大切です。
また、運転手や添乗員の宿泊地は利用者が手配・予約する必要があります。
少しでも不安がある場合は、事前にバス会社へ相談して確認しておきましょう。
3運転手付き2泊3日の場合
2泊3日利用の場合、180,000円〜280,000円ほどがレンタル料金の相場です。
宿泊を伴う場合の運転手にかかる費用が別途発生する点を忘れないようにしましょう。
また、有料道路代・バスガイド代・有料駐車場代なども自己負担となります。
運転手の宿泊地やバスの駐車場は利用者側で手配する必要があるため、当日慌てないように事前に候補をピックアップしておくことが大切です。
運転手なしの料金相場(日帰り/1泊2日/2泊3日)
運転手なしの場合は、レンタカー扱いとなり、自分で運転する分、費用を抑えられるのが大きなメリットです。なお、マイクロバスを「運転手なし(レンタカー形式)」で借りる場合は、中型免許(8t限定なし)または大型免許が必要です。普通免許では運転できないため、必ず免許区分を確認しておきましょう。
以下では、日帰り・宿泊別の料金相場を紹介します。
| 利用時間 | 料金目安 |
|---|---|
| 日帰り(5時間・100km以内) | 約27,000〜40,000円 |
| 1泊2日(2日運行) | 約30,000〜78,000円 |
| 2泊3日(3日運行) | 約49,000〜100,000円 |
1運転手なし日帰りの場合
日帰り利用の場合、27,000円〜40,000円前後がレンタル料金の相場です。
ガソリン代・高速代・駐車料金は別途発生します。
また、レンタル時間を過ぎると延長料金がかかるため、返却時間を余裕をもって設定するのがポイントです。
運転手付きよりも費用を抑えられますが、運転できるのは中型免許(8t限定なし)保持者のみとなります。
長距離運転や夜間運行を予定している場合は、交代ドライバーを確保しておくと安全です。
2運転手なし1泊2日の場合
1泊2日利用では、30,000円〜78,000円前後が料金の目安です。
マイクロバスを自分たちで運転するため、運転手の宿泊費が不要なのが大きなメリットです。
その分、燃料代・駐車料金・有料道路代などはすべて自己負担となります。
宿泊先に駐車場がない場合もあるため、あらかじめ周辺の大型車対応駐車場を確認しておくと安心です。
特に都市部や観光地ではバスサイズの車両が停めづらいケースもあるので注意しましょう。
3運転手なし2泊3日の場合
2泊3日利用の場合、49,000円〜100,000円ほどがレンタル料金の相場です。
長距離移動や宿泊を伴う旅では、ガソリン代や高速代などの追加コストがかかるため、トータルでは運転手付きプランと同程度になることもあります。
また、運転者の疲労や安全面にも注意が必要です。
道中での運転交代や休憩をしっかり取りながら、無理のない行程を心がけましょう。
不安がある場合は、プロドライバー付きのプランへの切り替えも検討してみてください。
貸切マイクロバスのレンタカー料金以外にかかる「隠れコスト」
マイクロバスをレンタルする際、表示料金だけで完結するとは限りません。実際には、ガソリン代・高速道路代・駐車場代・回送費などの「別途費用」が発生するケースが多いため、 事前にトータルコストを把握しておくことが大切です。
ガソリン代・高速道路代

レンタカー形式(運転手なし)の場合、燃料代は利用者負担です。返却時には満タン返しが基本となるため、走行距離が長い場合はそれだけ費用も増加します。また、有料道路や高速道路を利用する際の料金も同様に自己負担となるため、ルートを決める際には「下道利用」か「高速利用」かをあらかじめ検討しておきましょう。
駐車場代

観光地や宿泊施設でのマイクロバス対応の駐車場は数が限られているため、駐車料金が発生する場合があります。特に都市部では料金が高めの傾向があるため、訪問先の駐車場事情を事前に確認し、停めやすいスペースを確保しておくと安心です。駐車場について自分たちで調べるのが難しい場合は、バス会社に相談するのも1つの手です。
回送費

貸出営業所と返却場所が異なる場合には、回送費(回送料金)がかかる場合があります。たとえば「東京で借りて名古屋で返す」といったワンウェイ利用では、返却後に車両を戻すための費用が別途請求されることがあります。金額は距離や会社によって異なるため、予約時に必ず確認しておきましょう。
貸切バスの料金計算方法についてわかりやすく解説
長時間・夜間・遠距離利用の追加料金

レンタカー会社によっては、24時間を超える利用や夜間返却に追加料金が発生することもあります。また、長距離運転を伴うプランでは、メンテナンス費や走行距離による加算料金が設けられているケースもあるので注意しましょう。料金システムをしっかり確認しておかないと、見積もりより高くなることがあるため注意が必要です。
運転手付きの貸切バスでは、これらの費用の一部(高速代や駐車場代)は別途精算方式になっています。そのため、運転手付きとなしを比較する際は、単純な「表示料金」だけでなく、実費分を含めた総額で判断することが大切です。
貸切マイクロバスをレンタルする際に確認しておくべきチェックリスト
貸切マイクロバスのレンタル見積もりを取る際は、以下の点を必ずチェックしましょう。
- 表示料金に「保険・税金・車両補償」が含まれているか
- ガソリン代・高速代・駐車場代・回送費が別途かどうか
- 返却時刻を超えた場合の延長料金
- 免責補償制度(自損事故時の対応)の有無
これらを確認しておけば、予算オーバーや追加請求のトラブルを防ぎ、安心して利用できるでしょう。
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貸切マイクロバスを賢くレンタルするコツ

マイクロバスのレンタル料金は、時期や利用条件によって大きく変動します。ここでは、予算を抑えつつ快適に利用するためのポイントをご紹介します。
1予算を抑えるためのポイント
レンタル費用を節約したい場合は、平日利用・早朝出発・回送距離の短縮がカギです。
週末や繁忙期(春・秋)は料金が高くなる傾向があるため、平日に予約すると数千円〜1万円前後安くなるケースもあります。また、出発・返却を同じ営業所にすることで回送料金をカットできます。できるだけ走行距離が短いルートを設定し、燃料代の節約も意識しましょう。
2見積り比較の重要性
同じ利用条件でも、バス会社によって見積もり金額に差が出ることは珍しくありません。
複数社へ一括見積もりを依頼すれば、相場を把握しつつ、より条件の良いプランを選べます。「たびの足」では最短5分で複数の見積もり結果を比較でき、料金・車種・対応エリアを一目で確認可能です。見積もり時には、料金に含まれる内容(保険・補償・燃料代など)をしっかりチェックしましょう。
3少人数でも車種選びは慎重に
マイクロバスは最大27人まで乗車できますが、10〜15人程度の少人数グループでも利用可能です。人数だけでなく、荷物の量や用途によっても最適な車種は変わります。たとえば、スーツケースが多い空港送迎や合宿ではトランク付き中型バスを、移動中心の短距離送迎ならコンパクトなマイクロバスを選ぶと効率的です。「安さ」だけでなく、「目的に合った使いやすさ」で選ぶことが、結果的にコスト削減につながります。
貸切マイクロバスのレンタル料金を把握して安心手配を

マイクロバスのレンタル料金は、利用時間や走行距離、そして時期によって大きく変わります。まずは相場と、ガソリン代や高速道路代、駐車場代などの別途費用の仕組みを理解しておくことが大切です。
運転手なしでレンタルする場合は、中型免許(8t限定なし)以上が必要となり、走行ルートや車両管理も自分たちで行う必要があります。その分、自由度が高く、少人数や短距離の移動には最適なスタイルです。また、平日利用や一括見積もりを活用することで、コストを抑えながら効率よく手配することもできます。
一方で、長距離移動やスケジュール管理に不安がある場合は、運転手付き貸切バスを選ぶのも賢い選択です。安全面や快適さを重視したい場合には、プロドライバーに任せることで安心して移動できます。
まずは行程や人数、予算を整理し、複数のバス会社で見積もりを比較してみましょう。たびの足では、24時間いつでもWebから無料で見積もり依頼が可能です。自分たちの旅のスタイルにぴったりのマイクロバスプランを見つけ、安心・快適な移動を実現してください。