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貸切バスの車種別に定員・乗車人数の違いを紹介 - たびの足

貸切バスの定員や乗車人数の違いをご紹介!イベントや長距離の移動、観光で多く利用される貸切バスには、バスの種類によって定員や人数が異なります。今回は貸切バスの車種別に、各定員や乗車人数を詳しく解説!。利用する際の参考にしてください。

貸切バスの定員・乗車人数を車種別に紹介

早速貸切バスの定員と乗車人数を車種別にご紹介します。
貸切バスは、車種によって特徴やサイズ、車高、乗車人数や有料道路の区分が異なる点も多いです。トランクルームの有無、設備など利用用途で選べるのが嬉しいポイントですね。
貸切バスを手配する際は、定員や乗車人数に合わせて車種を選ぶ必要があります。大人数であれば大型バス、短距離であればマイクロバスを手配するなど、目的で選べます。各貸切バスの座席表も解説するので、人数や距離、時間に合わせた利用をしましょう。

大型バス

大型バスの定員・乗車人数

「大型バス」は、貸切バスの中で最も大きなサイズのバスです。
定員は正座席のみで45名〜49名程度、補助席が8名〜11名程度となっています。合計すると、大型バスの乗車可能人数は53名〜60名程度です。大型バスのサイズは全長12m・車幅2.5m・車高3.7mとかなり大きいのが特徴となっています。
トランクも非常に広いため、荷物が多い団体旅行や長距離移動での利用も安心です。スーツケース20個〜30個は積載できるので、各個人の荷物が多い時にも最適でしょう。
後部座席がサロンタイプになっているバスや、カラオケ付きのバスなど、設備やオプションが豊富なのも大型バスの魅力のひとつです。

【大型バスの特徴】

サイズ(大きさ) 全長12m、車幅2.5m
車高 3.7m
乗車人数 53名〜60名(うち、補助席8名〜11名)
レンタル可否(運転手なし) 不可
有料道路の区分 特大車
トランクルーム スーツケース20個〜30個搭載可能
車種 日野自動車「セレガ」 / いすゞ自動車「ガーラ」 / 三菱ふそう「エアロクイーン」 など
設備 テレビ、ビデオ、冷蔵庫、カラオケ、湯沸かしポット、トランクルーム、リクライニングシートなど

【大型バスの座席図】

タイプ 座席図 座席数 補助席 全座席
サロン 座席図 45 8 53
  座席図 45 8 53
特殊 座席図 49 11 60

※このページで使われている貸切バスの写真や座席図はイメージ写真です。

大型バスのスタンダードなサイズは12mサイズのバスです。こちらのバスの座席数は4列並び×10列+最後尾5席の正座席が45席のものが一般的です。そのため、通常の座席45席と補助席8席の合計53名となっているのがほとんどです。なお、補助席のない45席の大型バスや、補助席が10席ある55席の大型バスも存在します。特に参加人数が46名から55名の場合には、必ずバス会社に座席数を確認してください。

中には、12mボディーにたった正座席12席しかない特殊車両と呼ばれるタイプも存在しております。 席数が少ないがゆえ、非常に足元が広い作りになっています。とはいえ、特殊車両になると、座席数の都合上乗れる人数の上限が少なくなってしまうため、大人数での移動には向かない可能性もあるでしょう。一方で、長距離移動の際に便利なトイレがついていたり、ビールサーバーがついていたり、ペットと一緒に座席に座れたりするなど、充実した設備も特徴です。もし気になるようであれば、ぜひ検討してみてください。

定員が60人乗れる大型バスは少ない

大型バスの定員数は、最大で60名です。定員数が60名の大型バスも存在している一方で、バス会社によっては取り扱っていない場合もあります。それほど定員数60名の大型バスは貴重なのです。もし利用するとなった場合は、そもそも貸出すらできないこともあるので、事前にしっかりと確認しておきましょう。定員が60名の大型バスは座席が11列続きます。バスの大きさ自体は正座席数45名のものと変わらないので、足元が狭くなっているのが特徴です。なお、たびの足では車種関係なく車両の指定は不可となっています。

1「大型バス+マイクロバス」を手配した場合の定員数
マイクロバス

60人以上でバスを2台レンタルする場合、大型バスとマイクロバスの組み合わせが一番お得です。たびの足で取り扱っている大型バスは、定員の最低数は45席、最大定員が49名となっています。45席の大型バスであれば、28人乗りのマイクロバス(正座席:21席)を加えると、合計66席です。とはいえ、大型バスとマイクロバスでは車内設備に差があります。大型バスは長距離移動を想定したバスなので快適な乗り心地ですが、マイクロバスは短距離移動を想定しているバスになるので、座り心地を重視するなら大型バスへの乗車がおすすめです。また、マイクロバスにはトランクがついていないので、最大座席数66人が乗り込む場合、荷物を抱えたまま座らなければならない可能性もあります。人数や快適さ、荷物の多さも考慮した組み合わせをしてくださいね。

2「大型バス+中型バス」を手配した場合の定員数
中型バス

快適な移動、乗り心地を重視するのであれば、大型バスと中型バスの組み合わせがおすすめです。大型バスの最小正座席数45席と、中型バスの座席数27席を加えると、合計で72席になります。この組み合わせであれば乗車したみなさんがゆったりと快適に過ごせるでしょう。中型バスは、大型バスの長さ12mをそのまま9mまで短くした観光バスです。小〜中規模グループで観光したり、中長距離を移動したりするのに最適なサイズ感となっています。大型バス同様、テレビやビデオ、カラオケや冷蔵庫、さらには湯沸かし器やサロンなども装備されているため、長距離移動に適しています。なお、中型バスはには補助席がありません。補助席を含め30席以上の座席があると高速道路料金が『特大車』区分になるからです各種類自動車の中でも『特大車』は高速料金の最高額となります。もし高速道路を利用する場合で、高速道路料金を抑えたい時には、大型バス2台よりもコストが安く済むので、おすすめですよ。

3「大型バスを2台」手配した場合の定員数
大型バス

60名以上乗車予定で各々荷物が多い場合は、大型バスを2台手配するのがおすすめです。特にイベントや部活の合宿など荷物が多い長距離移動で頻繁に利用されます。大型バスには大きなトランクがついているので、荷物が多くても安心して利用可能です。大型バスの正座席は、最低でも45席なので、2台だと90席以上、補助席を含めると106席を確保できます。もし106席全てを利用しなくても、余っている座席を荷物置きとしても使えるので、荷物が多い場合は特におすすめです。楽器やゴルフバックなど、貴重品や壊れやすいものはトランクに入れずに座席に置いておいた方が安心な場合もあります。大型バスは長距離移動を想定して作られたバスなので、快適な移動ができるのはもちろんのこと、座席や車内に余裕を持ちたい時にも最適ですよ。なお、大型バスは高速道路料金が最大の『特大車』区分となるので、高速道路を使う場合は高速道路料金も考慮しておきましょう。

大型バスの定員に子供を含める場合

子供たち

子どもを含めて大型バスを利用する際は、定員の数え方が特殊です。道路運送車両の保安基準には「大人1人は12歳以下の子ども1.5人分に相当する」と記述されています。つまり、12歳以下の子どもであれば大人2人分の席に3人乗客しても問題ないのです。とはいえ、これはあくまで座席スペースの問題です。バスの座席には1席1つしかシートベルトが備わっていないので、複数人で座席を利用すると、シートベルトを使えない子どもが1人いることになります。安全面を考慮するなら、子どもでも1人1席利用がおすすめです。2016年に起きた軽井沢スキーバスの事故では、乗客の大半の方がシートベルトを着用していなかったのでは、と言われています。警視庁の統計(シートベルト着用に関する統計(平成28年))でも、シートベルト非着用者の致死率は、着用者に比べるとなんと14.5倍にものぼるのです。シートベルトを着用することで、もし事故が起きてしまっても、全身強打だったり車外に放り出されたりする危険性は大幅に減少します。

中型バス

中型バスの定員・乗車人数

中型バスは、ゆったりとした乗り心地が特徴の貸切バスです。
定員は正座席のみ、27名程度で補助席はありません。 全長7〜9m、車幅2.5m、車高3.5mと大型バスより少し小さめの作りです。しかし、トランクルームはしっかりとした広さで、スーツケース12個〜15個が積載可能となっています。
オプションで後頭座席がサロンタイプのものに変更できるなど、使い勝手の良さも魅力です。
長距離の移動でも快適に過ごせる広さがあるので、乗り心地を重視したい時にも良いでしょう。冷蔵庫やテレビ、カラオケなどもついているため、移動時間も楽しみたい時にはおすすめですよ。

【中型バスの特徴】

サイズ(大きさ) 全長7〜9m、車幅2.5m
車高 3.5m
乗車人数 ~27名程度(補助席なし)
レンタル可否(運転手なし) 不可
有料道路の区分 大型車(一部特大車もあり)
トランクルーム スーツケース12個〜15個搭載可能
車種 日野自動車「セレガ」 / いすゞ自動車「ガーラ」 / 三菱ふそう「エアロエースショートMM」 など
設備 テレビ、ビデオ、冷蔵庫、カラオケ、湯沸かしポット、トランクルーム、リクライニングシートなど

【中型バスの座席表】

タイプ 座席図 座席数 補助席 全座席
サロン  座席図 27 0 27
 サロン 座席図 27 0 27
  座席図 27 0 27
  座席図 27 0 27

※このページで使われている貸切バスの写真や座席図はイメージ写真です。

小型バス

小型バスの定員・乗車人数

20人前後の日帰り旅行や1泊2日のバスツアーには、小型バスが使用されます。
全長はマイクロバスと同じ7mほどですが、車高はマイクロバスよりもやや高めなので、眺望の良さがポイントです。大型バスや中型バスを短くしたコンパクトサイズですが、天井が高いこともあり開放的な空間なのが特徴です。ただ、補助席はありません。人数がギリギリの場合だと、急遽荷物を座席に置く必要がある、などのイレギュラー対応があります。そのような場合は対処に困る可能性もあります。
人数や荷物の変動がない場合で、小回りの良さを求めるなら小型バスがおすすめです。

【小型バスの特徴】

サイズ(大きさ) 全長7m、車幅2~2.3m
車高 3~3.3m
乗車人数 21~24名程度(補助席なし)
レンタル可否(運転手なし) 不可
有料道路の区分 中型車
トランクルーム スーツケース5個〜15個搭載可能
車種 日野自動車「レインボー7」「メルーファ7」 / 三菱ふそう「エアロミディMJ」 など
設備 テレビ、ビデオ、冷蔵庫、カラオケ、湯沸かしポット、トランクルーム、リクライニングシートなど

【小型バスの座席表】

タイプ 座席図 座席数 補助席 全座席
  座席図 21 0 21
サロン  座席図 24 0 24

※このページで使われている貸切バスの写真や座席図はイメージ写真です。

マイクロバス

マイクロバスの定員・乗車人数

マイクロバスは、小回りが利く小さめのサイズと価格の安さが魅力の貸切バスです。
定員は正座席のみで18名〜21名程度、補助席は5名〜6名程度となっています。
合計すると、マイクロバスの乗車可能人数は23名〜27名程度です。トランクルームが付いておらず、リクライニングもできないため、短距離での利用に向いています。
長時間の移動での使用よりかは、日帰りでのグループ旅行や空港・駅までの送迎に最適でしょう。小回りが利くので住宅街までの送迎が可能なところも魅力です。テレビやDVD、カラオケなども備わっているので、仲間内で楽しみたい時にもおすすめですよ。

【マイクロバスの特徴】

サイズ(大きさ) 全長7m未満・総重量8トン未満
※スーパーロングサイズの場合、12m
車高 -
乗車人数 23~27名程度(うち、補助席8名〜11名)
レンタル可否(運転手なし)
有料道路の区分 中型車
トランクルーム なし
車種 日野自動車「レインボー7」「メルーファ7」 / 三菱ふそう「エアロミディMJ」 など
設備 テレビ、DVD、カラオケ、ETCなど

【マイクロバスの座席表】

タイプ 座席図 座席数 補助席 全座席
  座席図 21 6 27
  座席図 18 5 23

※このページで使われている貸切バスの写真や座席図はイメージ写真です。

定員数だけじゃない!貸切バスの選び方

サッカー

ここでは、定員数ではなく他のポイントに注目した貸切バスの選び方をご紹介します。
人数は適していても、大荷物がある場合は座席を使用しなければならない、といったイレギュラーな場合もあるので、あらかじめ把握しておきましょう。

60人乗りの大型バスは合宿送迎におすすめ

60人乗りの大型バスは、遠足やイベント、合宿など大人数が一度に移動する際におすすめです。
学校や地域の子ども会、クラブなどの合宿であれば、60人程度が一緒に移動することもあるでしょう。
特に合宿の場合は持っていく荷物も多いため、トランクや座席の数も充実している大型バスを選ぶのがベターです。
貸切バスを2つに分けるとなると、引率の大人がそれぞれに乗車する必要があり、点呼も難しくなります。そのため、子どもたちを一度に乗せての移動なら、大型バス1台の手配がおすすめです。後日座席やトランクが足りなくならないよう、事前に確認しましょう。

50人乗りの大型バスは遠足におすすめ

50名での利用の場合、大型バス1台でも補助席を利用すれば乗車できます。
ただし、大型バス1台のトランクルームに積載できるスーツケースの数は20個〜30個程度となっているため、大荷物の際は適していないでしょう。
泊まりがけで1人1つずつ荷物がある場合には、荷物が入りきらない可能性も高いです。また、長時間の移動を伴う場合、定員ギリギリの乗車では少し窮屈に感じてしまうでしょう。
全員の荷物やお土産を問題なく積載し、また車内でゆったりと過ごすことを想定すると、50名での社員旅行なら中型バス2台を手配するのがおすすめです。

27人乗り中型バスは団体での観光におすすめ

中型バスは、日帰り旅行や1泊2日の旅行でよく使用されるバスのため、大型バスよりは小さいものの、ある程度のサイズ感です。一般的な中型バスのサイズは、全長7〜9m、車幅2.5m、車高3.5mとなっています。そのため、ゆったりとした乗り心地が特徴です。
充実したトランクルームも完備されており、スーツケース12〜15個程度の積載が可能のため、荷物が多い場合の移動にも便利です。定員は27名となっているため、大型バスを利用するほどではない、という時にもおすすめですよ。
有料道路区分は、大型車となります。その際、下記に当てはまる中型バスは「特大車」区分となるため、注意が必要です。

10名前後のご利用にはミニバスという選択肢も

10名未満の少人数で海外及び国内旅行をする場合、空港までの送迎には、ミニバスという選択も手です。通常は普通車区分のハイエースですが、トランクスペースに座席を増やし、バスの区分に引き上げられています。
マイクロバスでは大きすぎる場合や、9名乗車のハイエースでは乗り切れない時などは、ミニバスを利用しましょう。トランクはありませんが、正席1名、補助席1名までの利用が可能です。住宅街から空港までの送迎もスムーズに行えます。乗り換えもないので公共交通機関よりも楽に空港まで移動できるのでおすすめです。

貸切バスの定員・乗車人数は補助席利用を含めて良い?

貸切バス

貸切バスの定員や乗車人数を考える時は、補助席を含めて考えても問題はありません。
ただし、高速道路を走る場合や夜間移動を伴う場合には、補助席が使えなくなる可能性もあります。
バスの車種によっては補助席にシートベルトが付いていない場合もあり、そのようなバスでは高速道路で人を補助席に座らせたまま走行できないのです。
また、補助席は正席よりも少し狭めのため、快適な移動をしたい場合はあまり向いていない場合もあります。
、長時間の移動を伴う場合、補助席に座っている人が疲れてしまったり、車酔いで体調を崩してしまう可能性もあります。高速道路での移動を考えている長距離の日帰り旅行や、宿泊を伴う旅行については、正座席のみで定員・乗車人数を考えておくと安心でしょう。

貸切バスは車種別の定員・乗車人数を把握して適切なものを選ぼう

貸切バス

貸切バスを手配する際には、利用する人数に合わせた定員・乗車人数の車種を選ぶ必要があります。また、人数以外に「スーツケースを何個乗せるか」「高速道路を走行するか」といったポイントも重要です。当日になって焦らないためにも、見積もり前によく検討して車種を決定するようにしましょう。
貸切バス専門店のたびの足では、24時間受付可能なWebでの無料見積もりフォームに加え、お電話での見積もり・予約受付、Zoomを活用したオンライン相談サービス(事前予約制)を行っております。
お電話やオンライン相談サービスでは、バスの選び方から最適な旅行プランまで、お客様のケースに合わせた多様なご提案が可能です。
貸切バスの車種選びに迷っているという方にも適切なアドバイスいたしますので、社内旅行や学校行事などで貸切バスをご利用の際は、ぜひたびの足までお気軽にご相談ください。

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