マイクロバスとミニバスの違いを徹底比較|料金・定員・用途・おすすめ選び方ガイド
2025/11/05
10〜24人前後での移動や送迎に最適なのが「マイクロバス」と「ミニバス」です。どちらも大型バスより小回りが利き、コスパの高い貸切手段として人気なものの「どっちを選ぶべき?」と迷う方も多いはず。今回は、サイズ・料金・用途・おすすめシーン別に、マイクロバスとミニバスの違いをわかりやすく比較します。初めて貸切バスを利用する方にも役立つ、選び方のポイントをまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
マイクロバスとミニバスはどんなときに使う?

マイクロバスとミニバスは、どちらも中型車両に分類される貸切バスです。10〜24人前後の移動に最適なサイズのバスとなっています。社員旅行・空港送迎・研修・合宿・冠婚葬祭など、幅広い用途で活用されています。
マイクロバスは最大27人まで乗車可能で、短〜中距離の団体移動に向いているバスです。一方ミニバスは、10〜13人向けのバスで、住宅街や狭い道もスムーズに通行できるのがメリットとなっています。
また、運転免許にも違いがあり、マイクロバスを自分で運転する場合は中型免許(8t限定なし)または大型免許が必要となります。運転に不安がある方は、運転手付きプランを選ぶのが安心です。
マイクロバスとミニバスの違いを表で比較

マイクロバスとミニバスは、どちらも少人数グループ向けの貸切バスとして人気があるものの、サイズや座席数、設備に違いがあります。下記の比較表では、車両スペックから用途までを一目で確認できるようまとめました。利用人数や移動距離に合わせて、最適なタイプを選びましょう。
| 全長/車高/全幅 | 定員/補助席 | 設備 | おすすめ用途 | |
|---|---|---|---|---|
マイクロバス |
・全長約7m |
18~21名(正席) |
・テレビ |
・空港送迎 |
ミニバス |
・全長約4m |
正座席13席 |
・テレビ |
・視察 |
用途や人数に合わせて、最適なバスを選ぶ参考にしてください。
マイクロバスとミニバスのレンタル料金はどっちがお得?
マイクロバスとミニバスの料金はどれくらい変わるか気になりますよね。早速比較してみましょう。
■マイクロバス
| 3月~11月 | 12月~2月 | |
|---|---|---|
| 平日 | ¥55,000~ | ¥52,800~ |
| 土日祝 | ¥60,500~ | ¥58,300~ |
■ミニバス
| 3月~11月 | 12月~2月 | |
|---|---|---|
| 平日 | ¥49,500~ | ¥47,300~ |
| 土日祝 | ¥55,000~ | ¥52,800~ |
貸切バスの料金は、観光需要が高まる3月〜11月のシーズンには若干高く設定されており、反対に、閑散期とも言われる12月〜2月のシーズンは料金が安く設定されています。
貸切バスの料金が変動する要素とは?
マイクロバスとミニバスの用途別おすすめ利用シーン
マイクロバスとミニバスは、どちらも10〜25名程度の団体移動に便利ですが、用途によって最適な車種が異なります。ここでは代表的な4つの利用シーン別に、それぞれのおすすめポイントをご紹介します。
空港・駅送迎には「ミニバス」がおすすめ

ミニバスは車体がコンパクトで、小回りが利くのが大きな魅力です。駅や空港など、限られたスペースでの送迎にもスムーズに対応でき、短距離移動には最適となっています。また、座席にスーツケースを載せることも可能なため、荷物が多いグループにも便利です。費用を抑えつつ効率よく移動したい少人数グループにぴったりですよ。
企業研修・合宿・遠征には「マイクロバス」がおすすめ

20名前後の団体で移動するなら、マイクロバスが最適です。補助席を使えば最大27名まで乗車でき、荷物も一台にまとめて運べます。出発から解散まで一括で移動できるため、集合・点呼・時間管理がスムーズですよ。社員研修、ゼミ合宿、サークル遠征など、チーム単位での活動に最適です。
冠婚葬祭の送迎には「マイクロバス」がおすすめ

親族や友人が集まる冠婚葬祭の送迎には、マイクロバスが活躍します。21名前後が一緒に移動できるため、式場や会場へのアクセスも安心です。運転手付きプランを選べば、当日の運転負担もなく安全に移動できます。人数で費用を割れば、電車やタクシーを使うよりも経済的な場合も多いのでおすすめです。
観光・視察には「マイクロバス」がおすすめ

短時間で複数の観光スポットを巡るなら、マイクロバスが便利です。都内の狭い道でも走行・駐車しやすく、グループ全員で快適に移動できます。車内で次の行き先を相談したり、写真撮影や休憩を自由に挟めるのも魅力です。視察旅行や社員旅行、教育研修など、知的体験を重ねる行程にも最適ですよ。
マイクロバスとミニバスのメリットと注意点

マイクロバスとミニバスは10〜20人前後の移動を検討している方に人気な車両です。どちらも少人数での移動に最適ですが、料金や乗車定員、設備などに細かな違いがあります。 コストを抑えて快適に移動したい場合は、それぞれのメリットと注意点を理解して選ぶことがポイントです。
マイクロバスとミニバスのメリット
- 少人数でも貸切可能
- 移動・荷物の管理がラク
- 時間の自由度が高い
- 複数台レンタルよりも割安
マイクロバスやミニバスは、少人数でも手軽に貸切できる便利な車種です。移動や荷物管理がしやすく、スケジュールに合わせて自由にルートを組める点が大きな魅力となっています。また、複数の車をレンタルするよりも費用を抑えられるため、企業研修やグループ旅行にも人気です。
マイクロバスとミニバスの注意点
- トランクルームがないため大きな荷物は座席利用
- ミニバスは補助席なしで定員が少なめ
- マイクロバスの運転には中型免許(8t限定なし)以上が必要
一方で、マイクロバスやミニバスには利用前に知っておきたい制約や注意点もあります。たとえば、トランクルームの有無や定員数、運転免許の条件などは選定時に見落とされがちです。用途や人数に合わない車両を選ぶと不便が生じることもあるため、事前に特徴を理解しておくことがスムーズな運行につながります。
マイクロバスに荷物はどれくらい載る?積載量と注意点、載らない時の対処法まで徹底解説
マイクロバスとミニバスをお得にレンタルするコツ3選

マイクロバスやミニバスをできるだけ安く利用するには、予約時期や利用時間帯の工夫、見積もりの取り方がポイントです。以下の方法を意識するだけで、同じコースでも費用を抑えられますよ。
1早めの予約で割安プランを確保
貸切バスは、シーズンや車両数によって料金が変動します。特に春(3〜5月)や秋(9〜11月)は繁忙期のため、1か月前の予約がおすすめです。早めに空き車両を確保すれば、割安プランやキャンペーン料金が適用されるケースもあります。
2平日午前便・半日コースが狙い目
利用日と時間帯を工夫することで料金を抑えられます。平日や午前便、4〜6時間の半日コースを選ぶと、土日や終日利用よりもお得です。研修・視察・送迎などの短距離利用には、費用対効果の高いプランになります。
また、観光や研修の多い春・秋は料金が高くなりやすいため、冬(12〜2月)や夏の平日など閑散期を選ぶことで費用を抑えられます。気候や行程を考慮しつつ、コスト重視のスケジュールを立てるのがコツです。
3複数社の見積もりを比較
同じ行程でも、バス会社によって料金設定は異なります。複数社の見積もりを一括で比較することで、最適なコストパフォーマンスを実現できます。見積もり時には、「乗車人数・出発地・利用時間」を具体的に伝えるのがポイントです。
たびの足では、お客様のご希望をWEBサイトやお電話でお伝えいただくだけで、経験豊富なスタッフが日本全国のバス会社から最適なプランを選定します。 「どの車種を選べばいいかわからない」「カラオケ付きのバスはある?」など、細かなご相談にも丁寧に対応いたします。
初めての方へおすすめ!
ご希望や疑問点を直接スタッフに相談したい方は、オンライン相談サービスをご利用ください。
Zoomを使って顔を合わせながら、行程や車種の相談が可能です。
お見積もりは無料で、平日16:00/土曜13:00(日祝休)までにいただいた内容は当日中に回答いたします。
※日程や台数によっては、お時間をいただく場合がございます。
マイクロバスとミニバスのよくある質問(FAQ)
マイクロバスやミニバスは何人からレンタル可能ですか?
10名程度からでもレンタル可能です。少人数ならミニバスが最適です。
マイクロバスやミニバスの車内で飲食はできますか?
軽食・ドリンク程度なら可能です。においの強い食べ物は避けましょう。
駐車場が狭い見学先はどうすればよいですか?
事前にバス会社が待機スペースを調整しますので、安心してお任せください。
マイクロバスやミニバスをレンタルしたいのですが、運転免許がない場合はどうすればよいですか?
運転手付きプランをご利用ください。プロドライバーが送迎します。
貸切マイクロバスを運転手付きでレンタルした時の費用はいくら?運転手なしの場合とあわせて解説
【結論】マイクロバスとミニバスはどっちがお得?基準別に解説

結論、マイクロバスとミニバスは利用人数・荷物量・レンタル台数によってお得さが異なります。
①人数を基準にする場合
13人以下で貸切バスを利用する場合は、ミニバスがお得です。貸切料金が安く、少人数でも1台でまとまって移動できます。ただし定員が補助席なしの13名のため、人数がギリギリのときは注意が必要です。
一方、14〜27名の場合はマイクロバスがおすすめです。ミニバスを2台に分けるよりも1台のマイクロバスの方が圧倒的にコスパが良く、全員で同時に移動できて管理もラクです。
②荷物量を基準にする場合
リュック程度の荷物しかない、荷物が少ない時には、小回りが利き駅送迎や短距離移動に最適なミニバスで十分です。
スーツケースや機材が多い場合は、マイクロバスを選びましょう。トランクルームはないものの、空席に荷物を置けるスペースが確保できるため、空港送迎や研修旅行に向いています。
③レンタル台数を基準にする場合
ミニバス2台より、マイクロバス1台の方が安いケースが多いです。たとえばミニバス2台だと約9万円〜に対し、マイクロバス1台だと約5.2万円〜ほどで収まります。運転手・ガソリン・駐車場のコストも1台分で済むため、費用・管理・移動効率のすべてでマイクロバスが有利です。
ただし、2か所同時送迎や複数ルートを回る場合は、小回りが利くミニバスを2台使う方が柔軟に動けることもありますので、その際はバス会社に相談しましょう。
貸切バスで快適かつスマートな少人数移動を

マイクロバスとミニバスは、10〜25名ほどの少人数グループでの移動を効率化できる最適な貸切手段です。
両者はサイズや定員、料金に違いがあるため、「人数・荷物・移動距離」の3つの基準で選ぶのがポイントです。
- 13名以下ならミニバスが経済的で小回りが利く
- 14〜27名ならマイクロバスが一括移動に便利でコスパがよい
- 荷物が多い場合や中距離移動ではマイクロバスが安心
さらに、1ヶ月前の早期予約や平日・半日コースの活用で料金を大幅に抑えられることもあります。団体旅行・研修・送迎など、どんなシーンでも快適に移動できるよう、目的と人数に合った車種を選びましょう。
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