貸切マイクロバスは運転手付きとなしでいくら違う?料金比較と選び方ガイド

マイクロバスとは、中型車両サイズのバスで、補助席を含め最大27名まで乗車できるコンパクトな貸切バスのことです。中型バスや大型バスよりも料金が安く、小回りが利くため、企業研修・合宿・空港送迎・冠婚葬祭などさまざまな用途で利用されています。

レンタル方法は、大きく分けて「運転手付き」と「運転手なし(レンタカー形式)」の2パターンがあります。どちらも魅力的なものの、料金・手間・安全性の面で違いがあるため、用途に合わせた選び方が重要です。

今回は、マイクロバスを運転手付き・なしで利用する場合のそれぞれの費用相場からメリット・デメリット、シーン別のおすすめタイプまで徹底解説します。

【運転手付き・なし別】貸切マイクロバスの料金相場

運転手付きのレンタル料金(1日/1泊2日/2泊3日)

運転手付きのレンタカー

プロドライバーが運転する「運転手付き」は、安全性と快適さを重視するグループにおすすめです。以下は、全国主要都市での料金相場の目安です。

利用日数 料金目安(税込) ポイント
日帰り

約50,000〜85,000円

・5〜8時間/100km以内の短距離利用に最適
・春・秋の繁忙期はやや高め

1泊2日

約120,000〜240,000円

・宿泊費/交代運転手費が発生するケースあり
・長距離移動や研修旅行向け

2泊3日

約180,000〜280,000円

・複数都市の観光/合宿/視察などにおすすめ
・燃料費や駐車料金は別途

主要都市別の料金目安

  • 東京エリア:6時間/約55,000円(羽田空港〜浅草〜お台場ルート)
  • 大阪エリア:8時間/約68,000円(USJ滞在含む観光ルート)
  • 北海道エリア:8時間/約55,000円(新千歳空港〜札幌観光)

主要都市では需要が高く、春・秋の行楽シーズンは早めの予約が安心です。

運転手なしのレンタル料金(1日/1泊2日/2泊3日)

運転手なしのレンタカー

一方で「運転手なし(レンタカー)」のマイクロバスは、コストを抑えたい方向けです。運転手なしでレンタルする場合、運転手は中型免許(8t限定なし)以上を持っていなければなりません。

利用日数 料金目安(税込) ポイント
日帰り

約27,000〜40,000円

・6〜12時間利用
・短距離移動や送迎中心におすすめ。

1泊2日

約30,000〜78,000円

・宿泊/走行距離により変動
・ガソリン/高速代は別途。

2泊3日

約49,000〜100,000円

・長距離移動や合宿利用に対応
・返却時は営業所まで戻す必要あり

主要都市別の料金目安

同じレンタカー会社でもエリアや時期により変動するため、最新料金は事前に見積もりを確認しておくと安心です。

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運転手付きとなしの費用差まとめ

運転手付きマイクロバスと運転手なしのマイクロバスの費用を比較すると以下の通りです。

  1日の料金相場 特徴 おすすめ利用シーン
運転手付き

約50,000〜85,000円

・安全/快適/駐車手配も不要
・全員がリラックスできる

社員研修/旅行/冠婚葬祭

運転手なし

約27,000〜40,000円

コスト重視・自由度が高いが運転者の負担あり

短距離送迎/気軽な日帰り旅行

安全性・快適性・手間のなさを重視するなら「運転手付き」コストを抑えたい・運転免許があるメンバーがいるなら「運転手なし」がおすすめです。

貸切マイクロバスを運転手付きでレンタルする場合のメリット・デメリット

マイクロバスを「運転手付き」でレンタルする最大の魅力は、安全性と快適さを両立できることです。プロドライバーが運転を担当するため、初めてのルートでも安心して移動でき、スケジュール通りに行動できます。

また、集合や荷物管理、駐車場の確保などの手間もバス会社がサポートしてくれるため、団体旅行や研修の幹事にとっても心強い選択です。ここでは、運転手付きマイクロバスの具体的なメリットと注意すべきデメリットを整理して紹介します。

運転手付きマイクロバスのメリット

ドライバー付きのメリット

プロドライバーによる安全運転

バス会社に所属する運転手が、法令や安全基準に基づいて運行を担当します。長距離移動や複雑な市街地ルートでも安定した運転が可能で、事故やトラブルのリスクを最小限に抑えられます。運転前の車両点検や運行管理体制も整っており、安心して利用できるのが大きな利点です。

全員がリラックスできる

仲間の中からドライバーを選ぶ必要がなく、全員が移動中も会話や食事を楽しめます。運転を担当する人がいないため、疲労や緊張感から解放され、移動自体が“リフレッシュ時間”になります。特に社員旅行や懇親会の送迎などでは、全員で同じテンションで楽しめるのが魅力です。

駐車場・経路の手配が不要

駐車場探しや走行ルートの設定は、すべてバス会社が事前に調整してくれます。見学先や観光地での駐車制限にも柔軟に対応してもらえるため、当日のトラブルを避けられます。幹事や企画担当者にとって、煩雑な手配業務を任せられるのは大きなメリットです。

運転手付きマイクロバスのデメリット

ドライバー付きのデメリット

料金が高め

運転手の人件費や管理費が含まれるため、運転手なしプランより2〜3万円程度高くなるのが一般的です。
ただし、安全面・手間・快適性を考慮すれば、コスト以上の価値があるといえるでしょう。

スケジュールの自由度が低い

運転ルートや滞在時間は、事前に提出した運行計画に基づいて運行されます。そのため、当日の行き先変更や時間延長などは難しく、柔軟なスケジュールを組みたい場合には不向きです。自由度よりも安全性・確実性を重視したいシーンに適しています。

貸切マイクロバスを運転手なしでレンタルする場合のメリット・デメリット

運転免許(中型8t限定なし以上)を持っている場合、マイクロバスを運転手なしでレンタルすることも可能です。コストを抑えながら自由度の高い旅を楽しめますが、一方で運転や管理に関する注意点もあります。

運転手なしマイクロバスのメリット

ドライバーなしのメリット

コストを抑えられる

運転手付きよりも人件費がかからないため、料金が2〜3万円ほど安くなります。短距離送迎や日帰り利用であれば、低予算での移動手段として最適です。

行き先やルートを自由に変更できる

レンタカー形式のため、当日の行き先変更や寄り道も自由に決められます。天候や気分に合わせて柔軟にスケジュールを組めます。

気を使わずリラックスできる

ドライバーが仲間内なら、運転手に気を使わず気軽に会話や音楽を楽しめるのも魅力です。プライベートな雰囲気を大切にしたいグループ旅行にも向いています。

運転手なしマイクロバスのデメリット

ドライバーなしのデメリット

運転免許と技術が必要

マイクロバスを運転できるのは、中型免許(8t限定なし)または大型免許を持つ人のみとなります。また、慣れていない方が運転すると車体感覚や駐車に苦労する可能性もあるので注意してください。

運転者が楽しめない

当然ながら運転者はお酒を飲めず、常に集中が必要です。長距離移動では負担が偏るため、ドライバーの体調管理も重要となります。

駐車・返却の手間がかかる

営業所までの受け取り・返却が必要で、現地での駐車場探しも自己手配です。特に観光地や繁華街ではマイクロバス対応の駐車場が少ない点に注意しましょう。

貸切マイクロバスは運転手付き・なしどちらがお得?用途別おすすめシーン

マイクロバスをレンタルする際、よく迷うのが「運転手付き」と「運転手なし(レンタカー形式)」のどちらを選ぶべきかという点です。一見、運転手なしのほうが安く見えますが、安全性や快適さ、移動の手間まで考えると、利用目的によって最適な選択が異なります。ここでは、価格・安全性・自由度の観点から、それぞれの特徴とおすすめシーンを比較して解説します。

価格重視なら「運転手なし貸切マイクロバス」

マイクロバスの車内

コスト面では、運転手なし(レンタカー形式)のほうがリーズナブルです。同じ日帰り利用でも、運転手付きが約5〜8万円に対して、運転手なしは約2.7〜4万円ほどとなります。おおよそ2〜3万円前後の差があり、短距離送迎や日帰り利用であれば費用を大きく抑えられます。
ただし、ガソリン代・高速代・駐車料金は別途必要となり、さらに運転できるのは中型免許(8t限定なし)または大型免許を持つ方に限られます。そのため、運転や駐車の負担が生じる点を考慮し「費用を抑えたい・運転できる人がいる」場合におすすめです。

安全性・安心感を重視するなら「運転手付き貸切マイクロバス」

バスの運転手

安全性・快適性を重視するなら「運転手付き」がおすすめです。 運転手付きのマイクロバスは、バス会社所属のプロドライバーが法令に基づき運行するため、初めてのルートや長距離移動でも安心。運転前点検・運行管理も徹底されており、トラブル時の対応も迅速です。
さらに、駐車場探しや経路設定はバス会社がすべて手配してくれます。利用者はスケジュール管理に専念でき、移動中も全員がリラックスして過ごせますよ。特に企業研修・社員旅行・冠婚葬祭などでは、運転手付きのほうがトータル満足度が高くなる傾向があります。

自由度で選ぶなら「運転手なし貸切マイクロバス」

バスの車内で会話を楽しむ女性

運転手なしであれば、行き先・ルート・滞在時間を自由に設定できます。「途中で寄り道したい」「天気を見て行き先を変えたい」といった柔軟な対応が可能なのは大きなメリットです。ただし、運転者に大きな負担がかかるため、長距離移動や複数日程の旅行には不向きです。
短距離の送迎や、気心の知れた仲間とのグループ旅行など、自由に動きたい軽めのプランにおすすめです。

快適性・手間を考えると「運転手付き貸切マイクロバス」の総合満足度が高い!

バスの運転席

費用だけ見れば運転手なしが有利ですが、移動の快適さや当日の手間を考えると、運転手付きが結果的にお得になるケースも多いです。プロドライバーに任せることで、安全・時間管理・駐車手配すべてを一括で解決できるため、特に団体利用では安心感が段違いです。
たとえば、研修や冠婚葬祭で遅刻が許されないシーンや、荷物が多い旅行などでは、 運転手付き貸切マイクロバスは「コスト以上の価値」がある選択と言えるでしょう。

用途に合わせて最適な貸切マイクロバスを選ぼう

高速道路を走るバス

貸切マイクロバスは「運転手付き」なら安心・快適な移動が可能です。一方「運転手なし」ならコストを抑えて自由な旅を楽しめるのが魅力となっています。

短距離送迎や気軽な小旅行ならレンタカー形式の運転手なしが便利です。一方で、社員研修や冠婚葬祭、観光視察など団体での長距離移動には、プロドライバーによる運転手付き貸切バスがおすすめです。

いずれの場合も、繁忙期(春・秋)は早めの予約が肝心です。走行距離・人数・スケジュールをもとに複数社の見積もりを比較すれば、予算と目的にぴったりのプランを見つけられますよ。

たびの足では、最短5分で見積り回答が可能な無料Webフォームをご用意しております。専任スタッフがルート設計から駐車場確認まで丁寧にサポートしますので、幹事の方も安心して手配できる貸切マイクロバスを、今すぐご相談ください。

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