大阪旅行を楽しみたいなら事前にチェック！貸切バスの料金の相場とは？

2022/06/29

大阪と言われてまず思い浮かべるのは、たこ焼き、串カツなどの名物B級グルメや、ＵＳＪなどの人気スポットですよね。メインイベントやお買い物を十分楽しむために、移動にかかる費用はできるだけ抑えたいと思う方も多いはずです。貸切バスを利用すると具体的にどれくらいかかるのか、相場や注意すべきポイントをご紹介します。

見積もりの前に、料金の決定要因を知っておこう

貸切バスの料金は、平成26年4月に国土交通省が設定した公示運賃により、金の上限加減が細かく決められています。料金は大型バスや小型バス、マイクロバスなどの車種や移動距離、利用時間などによって変動します。たびの足では大きく分けて、比較的気候の落ち着いている3月～11月がオンシーズン、12月～2月がオフシーズンとなっており、シーズンのみで比べると1万円ほどの差がでることもあります。
25名程度までの小型バスであれば、平日昼間に9時間（250km以内）で利用すると大体5万円～8万円が相場です。また出発日が土日祝日の場合、2～3割増しになります。逆にオフシーズンの月曜日などを狙えば2万円以上安くなるケースもあります。
大阪府内や京都・兵庫など近隣の県を1日で往復する場合、高速代や有料の駐車場代を別として、小型バスはおよそ6万円～、大型バスは8万円～が相場です。

大阪旅行は行き先によって、移動手段を使い分けよう

大阪旅行のプランはお決まりでしょうか？旅行期間中すべての日程で貸切バスを使用すると、あまりにも交通費がかかりすぎてしまいます。行き先によって貸切バスや電車、バス、タクシーなどの交通手段を上手く使い分けることによって、より快適に価格を抑えて大阪旅行をお楽しみいただけます。
海遊館や天保山マーケットプレイスなどの南港エリア、キタやミナミなど大阪市内の中心地をメインに観光する予定であれば、電車やバス、徒歩での移動が最も効率的です。ミニバスであれば都心の狭い道でも走行可能ですので、ご高齢の方と一緒に大阪旅行をする際は活用できますね。
現行の運賃制度では安全性の確保が最重要視されており、たとえ1時間の送迎であっても法律上3時間の運行と同じ料金となるため、出発前と帰庫後各1時間の点呼・点検を含む計5時間の料金がかかります。貸切バスを利用するのであれば、少し遠くの観光地へ楽に移動したい日や、重い荷物を持たずに多くの観光地を回りたい日などに絞って利用するのがお得です。どの日に貸切バスを利用し、その日に公共交通機関を使うのかメリハリをつけて、快適な大阪旅行をお楽しみください。

貸切バスの料金に含まれているもの、含まれていないもの

お見積りに含まれる貸切バスの料金には車体の貸切代やガソリン代、運転手さんの乗務員代が含まれています。この他に別途、高速代や有料道路代、駐車場代、宿泊をする場合は運転手さんの食事代や宿泊費用などがかかってきます。
これだけ見ると貸切バスは高いイメージがありますが、参加人数で割ってみると実は他の交通機関に比べて思いの外安く済むケースが多くあります。TVのロケ番組などでよく見るようなテーブル付きのサロンタイプも1日あたり3300円の追加料金でご利用いただけます。またシーズンにもよりますが、1日16,500円～バスガイドさんをお願いすることもできますので、大阪旅行ならではの楽しいトークはきっと素敵な思い出になるはずです。

大阪旅行へ行くなら貸切バスを頼んでみよう

いかがでしたか？大阪旅行を決めたら、入念にプランを立て、効率よく貸切バスの利用も検討しましょう。20名以上の団体旅行を予定している場合は、貸切バスのご利用で交通費を安く抑えることができるかもしれません。貸切バスの料金は、「車両の大きさ・時間・距離・利用日」などによって大きく変動しますが、平均は小型バス～中型バスで5～6万円代が相場です。見積もりを取ったら、断りにくそう…と迷っている方も、あまり気負わずにぜひ一度貸切バスのお見積りをしてみてください。貸切バスと他の交通手段を見比べることで、より良いプランを立てて行けることと思います。
大阪の旅では魅力的な食べ物やお土産も多く、ついつい食べ過ぎて動きたくなくなってしまいますよね。そんな時や、お土産の紙袋で両手が塞がってしまった時にも、貸切バスなら楽々と移動できるメリットがあります。移動に体力を使うことなく最後までしっかり楽しめるよう、是非貸切バスの利用を検討してみて下さいね。