北海道で利用できる貸切大型バスの種類と活用方法を解説

北海道で選ぶ貸切マイクロバスの種類と利用シーン!北海道は広大な土地で、主要都市間の移動でも数時間かかることも珍しくありません。そのため、効率の良い観光をするためには無理のないスケジュール計画が必要です。マイクロバスの種類や利用シーンを参考に、用途に合わせたマイクロバスの使い方をしましょう。

北海道でマイクロバスを選ぶメリットとは?

北海道庁旧本庁舎

小回りの良さと走行性能で狭い道や観光地にも対応

マイクロバスはコンパクトなサイズ感ながら安定した走行性能を持ち合わせているので、狭い道や細い道のルートにも柔軟に対応できます。大型バスでは入れない道幅の場所や、駐車スペースが限られた観光スポット、市街地でも乗り入れがスムーズです。小回りの良さが最大のメリットなので、観光ルートの自由度が高くなっています。

15~28名のグループ旅行に最適

マイクロバスの定員は、補助席を含めて15〜28名が一般的です。家族旅行や社員研修、小規模のイベントなど、ちょうど良い人数にも対応できます。中型バスや大型バスほどの大人数対応ではないものの、1グループが同じ車内で移動できるので、複数台の車両を手配する手間やコストも抑えられますよ。

寒冷地仕様・冬季装備の車両が多く雪道も安心

北海道の冬は、積雪や凍結、低気温といった過酷な気候条件が続きます。こうした地域で運行されるマイクロバスは、スタッドレスタイヤやチェーン、寒冷地対応の暖房装備(FFヒーターなど)を備えた車両が主流です。断熱性の高い設計や除雪済みのルートに対応した運行計画が組まれている場合もあり、冬季でも安全性・快適性が両立された移動手段として安心して利用できますよ。

北海道で活躍するマイクロバス利用シーン

広大な土地に観光スポットや施設が点在する北海道では、小回りが利いて使い勝手の良いマイクロバスが活躍します。

新千歳空港・旭川空港への送迎利用

新千歳空港のバス乗り場

新千歳空港や旭川空港など、空港からの移動にはマイクロバスが活躍します。大人数や荷物の多いグループ旅行では、複数台のタクシーが必要だったり、公共交通機関では乗り換えが必要だったりします。マイクロバスであれば一度に全員が移動できて、時間のロスもなくスムーズです。到着口での出迎え、ホテルや施設までの直行ルートなど、柔軟に対応できます。

スキー場送迎(ニセコ・富良野・ルスツなど)

ニセコスキー場

北海道の冬はスキーやスノーボードなど、ウインタースポーツのハイシーズンです。ニセコや富良野、ルスツなど人気スキーエリアは空港や市街地から距離があるため、マイクロバスでの移動が簡単ですよ。スタッドレスタイヤやチェーン、寒冷地仕様の車両なら凍結路や積雪にも対応可能です。スキー板やブーツといった大型荷物にも余裕で対応できます。空港からホテル、スキー場へのシャトル運行としても便利です。

道内観光(小樽・札幌・富良野・美瑛周遊)

富良野のラベンダー畑

北海道の観光地は広範囲に点在しているため、公共交通機関ではアクセスしにくい場所も多くあります。そのため、団体旅行やグループ観光には、自由にルートを組める貸切マイクロバスがおすすめです。例えば、札幌を出発し、小樽のレトロな街並みを散策、さらに余市のワイナリーを訪れて札幌に戻る半日コースは、気軽に北海道の魅力を味わえる定番ルートとなっています。また、夏には富良野・美瑛エリアのラベンダー畑や青い池を巡る絶景コースも人気です。色とりどりの花や広大な風景を、ゆったりと車内から楽しめますよ。

企業視察・工場見学・ゴルフコンペ送迎

北海道の工業地帯

苫小牧や石狩方面など、北海道の工業地帯への企業研修や工場見学、視察旅行においても、貸切マイクロバスは多くの企業に利用されています。このような工場エリアでは、駅や空港からのアクセスが不便なケースも多いため、複数の目的地を時間通りに効率良く巡れるマイクロバスの利便性が活躍します。新千歳空港から苫小牧の製造拠点や石狩湾新港周辺の物流施設、札幌市内の本社や宿泊施設など、移動が複雑な工程でもドライバーがルートを一括で管理してくれるため、スケジュール通りの運行が可能です。

さらにゴルフコンペの送迎にも対応しており、ゴルフバッグなどの大型荷物の積載も可能となっています。プレー後は疲れた身体をゆったり休めながら、ホテルや空港まで直行しましょう。

北海道で利用できる貸切マイクロバスの種類

マイクロバス

北海道で貸切マイクロバスを利用する際によく使われるのが、トヨタ コースター、日産 シビリアン、三菱ふそう ローザの3車種です。それぞれに特徴があるため、乗車人数や荷物の量、移動距離などに応じて最適な車両を選びましょう。

トヨタ コースター

「トヨタコースター」は、快適さと走行の安定性で高い評価を得ている車両です。乗車定員は補助席を含めて25名から28名程度で、基本的に荷物を収納するトランクは備わっていません。車内にはエアコンやマイク、カーテンやテレビが装備されており、オプションで冷蔵庫が設置されていることもあります。安定した走行性能を持つため、中距離の移動に最適です。

日産 シビリアン

「日産シビリアン」はコンパクトで小回りが利きやすい車両です。乗車定員は補助席を含めて25名から29名で、基本的にトランクは備わっていません。そのため、荷物は車内の上部棚や座席下に収納する形となります。車内にはエアコンやマイク、さらに快適に使える冷蔵庫が装備されており、車内での飲み物の提供など簡単な飲食も可能です。

三菱ふそう ローザ

「三菱ふそうローザ」の乗車定員は、補助席を含めて25名から28名です。車両によってはトランクが備わっているものもあるため、多くの荷物がある場合は事前にトランクの有無を確認しておきましょう。車内にはエアコンやマイク、テレビやDVDなどの設備が整っており、グレードによっては冷蔵庫も装備されています。観光や企業の送迎、視察など、さまざまな用途に適した多目的な車両です。

【北海道】貸切マイクロバスのおすすめモデルコース

北海道は広大な土地と豊かな食文化、歴史ある観光スポットが点在しています。貸切マイクロバスで効率良く巡ることで、快適かつ思い出深い旅を楽しめますよ。

札幌レトロ&近代建築満喫コース(3時間30分)

夏の札幌時計台
  1. 札幌市内
  2. 道庁旧本庁舎
  3. 大通公園
  4. 大倉山シャンツェ
  5. 札幌時計台
  6. サッポロビール博物館
  7. 札幌市内

歴史ある建築物と近代的な名所をバランスよく巡る札幌の魅力満載コースです。北海道庁旧本庁舎の赤レンガの重厚感や大通公園の四季折々の自然、大倉山ジャンプ競技場の迫力ある景観は圧巻です。札幌時計台やサッポロビール博物館など、見どころを効率良く巡りましょう。3時間半と短時間ながら札幌の歴史と文化を肌で感じられるため、初めての方や時間が限られた方にもおすすめです。

小樽市内観光コース(5時間)

冬の小樽運河
  1. 札幌市内
  2. 小樽運河・石造倉庫群
  3. 小樽交通記念館
  4. 鰊御殿
  5. 旧青山別邸
  6. 小樽市内

札幌を出発し、早速小樽の象徴ともいえる「小樽運河」とその周辺の石造倉庫群へ向かいましょう。大正ロマン漂うレトロな街並みをゆったりと散策します。続いては、北海道の鉄道の歴史に触れられる「小樽交通記念館」です。鉄道ファンにも人気のスポットで、貴重な資料や車両展示を楽しめますよ。その後はかつてニシン漁で栄えた豪商の暮らしを伝える「鰊御殿」、華やかな建築美が魅力の「旧青山別邸」へ行きます。歴史と文化に触れながら、小樽の奥深い魅力を体感できますよ。

癒しの絶景旅コース(7時間)

洞爺湖と遊覧船
  1. 新千歳空港
  2. 支笏湖
  3. 昭和新山・有珠山
  4. 洞爺湖遊覧船
  5. 西火山散策
  6. オロフレ峠
  7. 登別温泉

新千歳空港を出発し、まずは美しい支笏湖へ向かいます。透明度の高い湖水と周囲の山々が織りなす風景に心が癒されることでしょう。続いて、活火山の迫力を感じる昭和新山・有珠山へ向かい、自然の力強さを体感します。圧巻の雰囲気はここでしか味わえません。洞爺湖では遊覧船に乗り、湖上から雄大なカルデラや周囲の山々を眺めながらゆったりとした時間を過ごしましょう。その後は西火山地区の散策です。オロフレ峠の展望台からは雄大な山並みと広がる大地のパノラマが広がります。旅の締めくくりは登別温泉です。豊かな湯量と多彩な泉質で知られる名湯に浸かり、ゆったり疲れを癒しましょう。

北海道で貸切マイクロバスを予約する際の注意点

ヒントを教えてくれる女性

北海道は広大なエリアで観光スポットが点在しているため、貸切マイクロバスを利用する際にはいくつかのポイントに注意が必要です。

道東・道北方面は日程・距離計画を入念に

広大な北海道の中でも、道東や道北は観光地間の距離が長く、移動時間も多くかかってしまいます。時間配分や休憩ポイントを事前にしっかり検討し、無理のないスケジュールが組めますよ。特に冬季は道路状況が変わりやすいため、余裕のある計画がおすすめです。

観光地ごとに駐車場・乗降場所の事前確認

人気の観光地や市街地では、バスの駐車場や乗降場所が限られている場合もあります。事前に各観光施設や自治体に問い合わせて、貸切マイクロバスが利用可能な駐車場や安全な乗降場所を確認しておきましょう。特に混雑時期やイベント開催時には注意が必要です。

積載量・スキー道具など特殊荷物の確認

北海道はウインタースポーツが盛んな地域でもあります。スキーやスノーボードなどの大型・特殊荷物を持ち込む場合は、荷物の積載量や収納スペースを事前に確認しましょう。車内の荷物棚やトランク容量も限られてくるため、荷物専用の車両を手配するなど、別途対応が必要な場合もあります。

冬季利用時の注意点とチェックポイント

雪に覆われた道を走るバス

北海道の冬は、積雪や路面凍結、寒さなど移動に特有のリスクや準備が必要です。貸切マイクロバスを安全・快適に利用するために、以下のポイントを事前にチェックしておきましょう。

スタッドレスタイヤ・チェーンの有無確認

冬の北海道では、スタッドレスタイヤは必須装備です。貸切バス会社によってはスタッドレスの装着が標準でない場合もあるため、予約時に必ず確認しましょう。また、山間部や急勾配のルートでは、チェーンの携行・装着義務が発生する場合もあるため、その有無のチェックも大切です。

暖房・車内装備の確認(FFヒーター・断熱性)

外気温が氷点下になる冬の北海道では、車内の暖房性能が快適性を大きく左右します。エンジン停止中でも暖を取れる「FFヒーター」や断熱性能のある車両を選ぶことで、乗車中の冷え対策も万全にできます。乗車時間が長くなる道東・道北エリアでは特に重視しましょう。

冬季追加料金の可能性

冬期は、スタッドレスタイヤの装着費用や安全運転管理の強化などにより「冬季料金」が加算されることもあります。料金表に記載がない場合でも、見積もり時に必ず冬期料金が含まれているか確認しましょう。

まとめ

美瑛の花畑

北海道は広大なエリアで、都市間の移動に数時間を要することが多くあります。だからこそ観光を効率的に楽しむには、余裕を持ったスケジュール作りが重要です。マイクロバスの種類や活用例を参考に、目的に合った最適な車両選びを心がけましょう。

初めて貸切バスを利用する方や、お得に貸切バスを手配したい方は、創業40年の実績がある「たびの足」にお任せください。貸切バスのご利用が初めての方でも熟練のスタッフが丁寧にご案内いたしますので、安心して利用できます。また、Web予約であれば、24時間いつでもお見積もりが可能なうえ、デジコに交換できるポイントも獲得できます。ご利用すればするほど次回のレンタルもお得になる「たびの足」を、ぜひご利用ください。

貸切バスの種類はこちらから

選べる2つの
無料お見積り!

平日PM16:00 ・土曜PM13:00(日祝休)までに依頼いただいた内容を当日に回答致します。(※日程や行程、台数によってはこの限りではございません。)。さらにWEBからのお申込みならポイントが貯められてとってもお得。入力するのが面倒という方は、お電話での見積りも承っております。

貸切バスの種類 おすすめ情報