東京で使える貸切バスの種類とは?大型バスの特徴・料金・モデルコースまとめ

東京で利用できる貸切バスの種類!大人数で一度に移動したい場合には、大型バスが最適です。貸切バスの中で最も大きなサイズで、広いトランクルームがあるため、多くの荷物がある際にも便利です。今回は、大型バスの特徴や料金そしておすすめのモデルコースについて詳しく解説します。

大型バスの基礎知識|種類と特徴をわかりやすく解説

駐車場に並ぶ大型バス

大型バスは、団体旅行やイベント、送迎などさまざまなシーンで活躍する移動手段です。バスの中で一番大きなサイズ感なので、60名までの団体移動に最適となっています。特徴や定員、安全基準など基礎知識を見ていきましょう。

大型バスの特徴・定員・設備

大型バスは、大人数での移動に最適なバスです。観光ツアーや団体旅行、送迎などに利用されます。最大60人が乗車可能で、正座席数は45~49名・補助席8〜11名です。一度に大勢が移動できるので、コストパフォーマンスにも優れています。

車体は迫力ある大きさでありながらも、走行中の安定性は抜群で、長距離移動や高速移動での走行にも最適です。広々とした車内が特徴で、快適なリクライニングシートも完備されている他、テレビやDVDプレーヤー、カラオケやマイクなど車内時間が楽しくなる設備も充実しています。

また、冷蔵庫や湯沸かし器が搭載されているので、飲み物や軽食の提供もスムーズに対応可能です。車両によってはトイレが設置されているタイプもあるので、長距離移動の際は活躍します。床下に大容量のトランクルームもあるため、スポーツチームの遠征やゴルフ送迎にも向いている車両です。

大型バスの安全基準と運行ルール

ルールを教える女性

大型バスは、道路運送車両法に基づき、安全基準を満たす必要があり、車体の構造や制動装置、灯火類の設置基準などが含まれています。事業用大型バスは法律で定期的な点検や整備が義務付けられており、整備記録の保管も義務です。ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)やESC(車両安定制御装置)、緊急ブレーキ補助装置などの安全装置の搭載、乗車定員を超えないことや全座席に安全ベルトの設置が義務付けられています。

また、運転手は連続して運転できる時間に上限があり、一般的には4時間を超えてはいけません。1日の運転時間は8時間までで、1週間の合計運転時間も65時間以内と決められており、過労運転の防止に努めなければなりません。

さらに、定期的な休憩の確保や、大型自動車第二種免許、健康診断の義務や安全運転講習の受講や運行管理者の設置など安全運行のための決まりが定められています。

東京で貸切大型バスを利用する際は、他の地域とは異なる独自の規制や注意点も確認しておかなければなりません。都心部には大型車両の通行を制限するエリアが点在しています。特に銀座や渋谷、日本橋といった繁華街では、日中の特定時間帯に大型車の進入が制限されている場合もあり、該当エリアを通行する際は、時間帯や道路標識を十分に確認する必要もあります。また、狭い道路や生活道路では、大型バスが通行するには事前の許可が必要になるケースもあります。

駐車や乗降場所についても注意が必要です。浅草や上野、お台場などの人気観光スポットでは、大型バス専用の駐車スペースや一時停車場所が限られており、事前の予約が必要な場合もあります。無許可での停車や長時間の乗降は交通違反となる可能性もあるため、旅行会社やバス会社と連携して、ルートに応じた停車・駐車計画を立てておくことが重要です。

東京の貸切バス(大型バス)の種類と特徴

大型バス

東京の貸切バス(大型バス)は、種類によって特徴が異なります。詳しく見ていきましょう。

三菱エアロキング

最大定員数は約60名で、1階と2階があるタイプの車種です。日本唯一の市販ダブルデッカーで、日本国内で本格的に市販された唯一の2階建てバスとなっています。長年にわたり高速路線バスや観光バスとして活躍しています。独立3列シートや広々とした座席配置で、2階席からの眺望が抜群で、観光に最適です。

日野セレガ

定員は約40〜60名で、ハイデッカータイプとスーパーハイデッカータイプの2種類があります。日野自動車といすゞ自動車が共同開発し、いすゞ『ガーラ』と兄弟車となっています。揺れを軽減してくれる設備になっているので、長距離移動も快適です。遮音性や耐熱性にも優れており、静かで快適な車内空間です。

いすゞガーラ

いすゞガーラは3つの車種タイプがあります。スーパーハイデッカーは約40〜50名で、ハイデッカーは約45〜60名、ショートは約30〜45名の定員数です。安全性能も高く、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報、車両安定制御システムなど先進的な安全装備を備えているため、安心して利用できます。

東京で大型バスを貸し切る際の利用例

東京で大型バスを貸し切る際は、以下のようなシーンで多く利用されています。

企業イベント・社員旅行

社員旅行

企業イベントや社員旅行では、従業員をまとめて移動可能です。移動中も社内レクリエーションや憩いの場として活用できます。また、車内に設置されたマイクやカラオケ、モニターを使えば移動時間も楽しみながら過ごせますよ。

修学旅行・学校行事

浅草寺へ修学旅行

修学旅行や学校行事には大型バスが欠かせません。生徒や教職員が一緒に移動できるため時間の管理もしやすく、安全面でも安心です。長時間の移動にも対応できる快適な座席と、荷物をたっぷり積めるトランクルームがあるため、荷物の多い行事でも最適となっています。

空港送迎・国際会議でのVIP送迎

空港送迎のバスを待つ女性

空港送迎や国際会議でのVIP送迎にも、大型バスは利用されています。成田空港や羽田空港からの団体送迎はもちろん、国際会議の出席者や海外からのゲストを、ホテルや会場へスムーズに案内できます。大型バスであれば、大使館関係者や企業の役員、メディア関係者など大人数の移動も安心です。

スポーツ大会や地域イベントの送迎

小学生のサッカー大会

選手団の移動や応援団の送迎、地域の祭りやフェスティバル参加者の送迎まで、人数や目的に応じて柔軟に対応が可能です。冷暖房やリクライニング完備で、快適な車内空間となっています。

【東京】貸切バス(大型バス)の料金相場とコストを抑えるコツ

東京でのグループ移動に便利なのが貸切大型バスです。ですが、料金が気になる方も多いのではないでしょうか?ここでは料金相場とモデルコースをご紹介します。

知る・感じる・歩く 東京探究コース(6時間)

上野公園
  1. 東京駅発
  2. 浅草・浅草寺と仲見世観光
  3. 東京スカイツリー(外観・下車記念撮影)
  4. 上野公園または国立科学博物館見学
  5. お台場・ダイバーシティ&自由の女神像見学
  6. 東京駅着

東京の貸切大型バスで巡るこの充実コースは、東京の魅力をギュッと詰め込んだ観光プランです。東京駅を出発し、まずは歴史と文化が息づく浅草エリアへ、浅草寺と仲見世通りで伝統的な街並みや名物グルメを楽しみながら散策します。

続いて、東京のシンボルである東京スカイツリーへ。午後は上野公園または国立科学博物館で自然や科学の知識に触れたり、ゆったりと公園散策を楽しみます。最後はお台場エリアへ移動します。都会の雰囲気を味わいながら、東京駅へと戻る充実の一日です。大人数のグループでも安心の大型バスで、快適に東京観光をお楽しみください。

■大型バスを6時間利用する際の料金相場

大型バスの料金

3~11月 平日 ¥82,500
土日/祝日 ¥93,500
12~2月 平日 ¥77,000
土日/祝日 ¥88,000

ビジネスプラン(7時間)

東京のビル
  1. 東京駅周辺発
  2. 港区・虎ノ門の再開発企業訪問①
  3. 渋谷・ITスタートアップ企業訪問②
  4. 品川・モビリティ関連企業訪問③
  5. 江東区・豊洲のスマートシティ施設訪問④
  6. 東京駅周辺着

東京駅周辺を出発し、最新の都市開発と先端技術に触れる企業訪問ツアーです。まずは港区・虎ノ門エリアで進む大規模な再開発プロジェクトの現場を訪問します。未来の都市づくりを実感できますよ。続いて、渋谷に移動し急成長中のITスタートアップ企業を訪ね、革新的な技術やビジネスモデルに触れます。

その後、品川へ向かい、次世代モビリティ関連企業で自動運転やスマート交通の最前線を見学。さらに江東区・豊洲のスマートシティ施設では、環境に配慮した最新の都市インフラを体験できます。東京駅周辺に戻るまで、移動もスムーズで安心です。

■大型バスを7時間利用する際の料金相場

大型バスの料金

3~11月 平日 ¥93,500
土日/祝日 ¥104,500
12~2月 平日 ¥88,000
土日/祝日 ¥99,000

東京人気スポット満喫!王道モデルコース(8時間)

浅草寺雷門
  1. 新宿駅周辺出発
  2. 浅草・浅草寺と雷門観光
  3. 上野公園または東京国立博物館見学
  4. 皇居・二重橋(車窓)
  5. お台場~レインボーブリッジ通過
  6. 東京タワー見学~渋谷スクランブル交差点(車窓)
  7. 新宿駅周辺着

新宿駅周辺を出発し、東京の歴史と現代が融合する人気スポットを巡る充実の観光コースです。まずは浅草へ向かい、浅草寺と雷門をゆっくり観光します。続いて上野公園または東京国立博物館を訪れ、自然や歴史、芸術に触れる時間を過ごしましょう。その後、皇居・二重橋を車窓から眺めながら都心の風景を堪能します。次にお台場へ移動し、自由な時間にショッピングや海辺の散策をお楽しみいただけますよ。帰路ではレインボーブリッジを渡りながら東京の夜景を満喫します。

さらに東京タワーでの見学を経て、渋谷スクランブル交差点を車窓から見学。東京のにぎやかな街並みを感じつつ、新宿駅周辺へと戻ります。歴史、文化、最新スポットをバランス良く楽しめる充実した一日観光プランです。

■大型バスを8時間利用する際の料金相場

大型バスの料金

3~11月 平日 ¥99,000
土日/祝日 ¥110,000
12~2月 平日 ¥93,500
土日/祝日 ¥104,500

コストを抑えるコツ

貸切大型バスをレンタルする際は、いくつかのコツをつかめばコストを抑えられます。

まず、観光需要が高まる夏季休暇や土日祝日はレンタル料金も上がるため、日程が決まったら早めに予約すると、希望の車両を確保しやすくなります。また、無駄な待機時間や遠回りを避け、移動ルートやスケジュールをしっかり組むことで、時間や料金が節約できるでしょう。

さらに、乗車人数に合った車両を選ぶことで無駄なコストを抑えられます。人数に対して大きすぎるバスは割高になる場合もあるため、注意してください。実際に貸切大型バスを利用する際は、レンタル料金やサービス内容を比較して、コストパフォーマンスの良い会社を選びましょう。

貸切バス(大型バス)利用でよくある質問

スマートフォンでスケジュールを確認する女性

ここでは、貸切バス(大型バス)を利用する際によくある質問をご紹介します。料金や予約方法、車内設備から安全対策まで、詳しく見ていきましょう。

大型バスにトイレは付いていますか?

リクエストを伺うことは可能です。ただ、トイレ付きの車両は台数が非常に少なくなっています。バス会社ごとに保有車両も異なりますので、バス会社によっては希望に添えない場合もございますのでご了承ください。

高速道路料金や駐車料金は料金に含まれますか?

高速道路料金や駐車料金は、大型バスのレンタル料金に含まれていません。別途実費で請求させることが多いため、見積もりや予約時に確認しておきましょう。特に高速道路の利用頻度や駐車場所によって料金が変動するため、詳細な見積もりを取ると安心です。

駐車場はどのように探したらいいですか?

貸切バス(大型バス)の駐車場は、自分たちだけで探さなければなりません。観光地や大型施設には、バス専用の駐車スペースが設けられていることも多いです。施設の公式サイトや観光案内所で情報を確認しましょう。また、地域によっては大型バス用の駐車場リストを公開している場合もあるため、自治体のホームページや観光協会の情報の活用もおすすめです。

自分たちだけで駐車場の確保が難しい場合は、事前にバス会社や旅行代理店に相談すると良いでしょう。バス会社はよく利用される駐車場リストを公開しているので、より正確な情報を得られます。

まとめ

大型バス

東京での大人数移動には大型バスが最適です。貸切バスの中でも一番大きいサイズで、広いトランクルームが荷物の多さにも対応しています。快適な車内設備と高い安全基準で安心して利用できますよ。料金やモデルコースも多彩に用意されており、用途や人数に合わせて選べるのも魅力です。大型バスを活用して、効率的で楽しい東京の移動を実現しましょう。

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