中型バスの定員は何人?運転手付きでレンタルするには
2023/01/25
日帰り旅行や1泊2日の旅行で多く使用される中型バスは、バスツアーでよく使用されるので、乗ったことがある人も多いのではないでしょうか?
実は運転手付きでレンタル可能で、旅行はもちろんちょっとした移動にも最適なのです。
定員は15-27名ほどで、一度に移動する際の利便性はピカイチ。
今回は中型バスの定員や、運転手付きでレンタルする方法をご紹介します。
中型バスのサイズと定員

ここでは、中型バスのサイズと定員を詳しくご紹介します。
中型バスの定員は、27人です。
補助席がないので27人以上になる可能性がある場合は、大型バスを利用することとなります。
広々とした車内が特徴であり、様々な長距離移動で重宝される中型バス。
一番身近なバスといっても過言ではない中型バスのサイズと定員を見ていきましょう。
中型バスのサイズ
中型バスは、日帰り旅行や1泊2日の旅行でよく使用されるバスのため、大型バスよりは小さいですが、ある程度のサイズ感があります。
一般的な中型バスのサイズは、全長7〜9m、車幅2.5m、車高3.5m。
充実したトランクルームも完備されており、スーツケース12〜15個程度の積載が可能のため、荷物が多い場合の移動にも便利です。
有料道路区分は、大型車となります。
その際、下記に当てはまる中型バスは「特大車」区分となるため、注意が必要です。
- 車両総重量が8t以上
- 乗車定員数が29人以下
- 車長9m未満
中型バスの定員と座席表
タイプ | 座席図 | 座席数 | 補助席 | 全座席 |
---|---|---|---|---|
サロン | ![]() |
27 | 0 | 27 |
サロン | ![]() |
27 | 0 | 27 |
![]() |
27 | 0 | 27 | |
![]() |
27 | 0 | 27 |
中型バスには補助席がないため、車内の席はすべて正席で定員は27人です。
車内にはテレビや冷蔵庫などの設備が整っているため、快適な移動時間を過ごせます。
座席はリクライニングシートありが一般的のため、長時間移動にも最適です。
また、足元が広いため、長時間の移動でも快適に過ごせるのが嬉しいポイントとなっています。
- 設備
テレビ
DVD
冷蔵庫
カラオケ
湯沸かしポット
リクライニングシート
トランクルーム

中型バスは足元が広い!
上述した通り、中型バスは足元の広さが特徴です。
画像右側の『マイクロバスリエッセⅡ』と比べてみても、その広さが分かりますよね。
バスは窮屈というイメージがあるかもしれませんが、足元の広さと座席の質の良さから、同じような人数で長距離なら、断然中型バスがおすすめです。

中型バスのトランク
一度に大人数が移動する際は、荷物が多くなることもあるでしょう。
そこで気になるのが中型バスのトランクサイズ。
中型バスのトランクには、スーツケース12〜15個積載が可能です。
バス内の通路に荷物を置くことはできないため、定員人数の27人で中型バスに乗車する際は、トランク内に荷物がおさまるかも考慮する必要があります。

サロンタイプの中型バスとは?
バスの後部座席のみをコの字に変更できるものを「サロンバス」と言います。
一般的には4席が回転するタイプと、8席が回転するタイプの2種類です。
中型バスで移動する際に仲間内で対面しながらコミュニケーションを取れるのがサロンバスのメリットで、みんなが前を向いて各々の時間を過ごすよりも、充実した時間を過ごせます。
また、接待においては移動時間も仕事の話ができるので、効率良く交流ができるなど、移動時間を有効活用できるのが特徴です。
バス車内でも親密度を高められるので、ゲームやイベントを企画している際などにも重宝しますよ。
中型バスは運転手なしでレンタルできるのか

ここでは、中型バスのレンタル方法をご紹介します。
スポーツクラブの遠征や合宿、会社内の研修やイベントの移動手段として便利な中型バスですが、運転手なしでレンタルできるのでしょうか?
また、運転手なしでレンタルした際は、どの種類の免許を持っていれば運転が可能か気になりますよね。
早速中型バスのレンタル方法を見ていきましょう。
中型バスを運転するためには大型免許が必要
中型バスは、乗車定員数が30名未満となっていますが、車両総重量は8トン超えます。
そのため、中型バスを運転するには「大型免許」が必要です。
ここで、通常の「普通免許」も一緒に各免許で運転できる範囲を見ていきましょう。
■「普通免許」で運転できる車
- 車両総重量3,5t未満
- 最大積載量2t未満
- 乗車人数10人以下
■「中型免許」で運転できる車
- 車両総重量7.5t以上11t未満
- 最大積載量4.5t以上6.5t未満
- 乗車人員11人以上29人以下の自動車
■「大型免許」で運転できる車
- 車両総重量11t以上
- 最大積載量6.5t以上
- 乗車人員30人以上
のいずれかを超える自動車
このように「普通免許」「中型免許」だけでは、中型バスを運転できないことが分かりますね。
中型バスを運転するには、乗車定員数や名前だけを見ると「中型免許」でも運転できると勘違いしてしまうこともあるので、「大型免許」が必要であることをしっかりと理解しましょう。
レンタカー会社では中型バスの取り扱いがない
一般的に、レンタカー会社では中型バスの取り扱いはありません。
一方で、結婚式や法事の送迎によく使用されるマイクロバスはレンタルが可能です。
マイクロバスとは、乗車定員11人から29人までの設定がされている小型のバスのこと。
日帰り観光や1泊2日などの旅行などにも最適なサイズ感なので、使い勝手が良いのも特徴としてあげられます。
ただ、トランクルームがないので、スーツケースやキャリーバックなどといった大荷物がある際は注意が必要というのも頭に入れておきましょう。
また、免許としては「中型免許」「大型免許」取得者しか運転ができないため、そちらも確認しておきたいですね。

運転手付き中型バスのレンタル料金
運転手付き中型バスをレンタルする場合、見積もりに含まれている料金と含まれていない料金の把握から始めましょう。
中型バスレンタルの見積もりに含まれる料金 | 中型バスレンタルの見積もりに含まれない料金 |
---|---|
・中型バスの貸切料金 ・ガソリン代 ・ドライバーの人件費 ・事故時の保険料 |
・駐車場料金 ・高速道路など有料道路の使用料金 ・宿泊旅程の場合は運転手・乗務員の宿泊費 ・バスガイド |
長距離移動の際は有料道路を使用することも多くなるので、交通費も頭に入れておきましょう。
駐車場を探すための移動時間や距離が長引かないように、駐車場の場所を事前に確認するなど、出発前に準備をしておくと安心です。
中型バスの活用シーン
ここでは、中型バスの活用シーンをご紹介します。
仲間内だけのプライベート空間なので、カラオケやゲーム・イベントを開催したり、おやつやドリンクを持ち寄って雑談を楽しめるのです。
特に運転手付きの中型バスは、運転のストレスもなく旅行に集中できるので、プライベートな時間も確保可能。
15〜30名ほどのまとまった人数を一度に移動する際などには最適です。

社員研修に
普段仕事をする仲間と親睦を深める社員旅行や慰安旅行。
大勢で移動するとなると何かと気を遣ってしまいますが、中型バスを利用すると終始仲間内のみの空間なので、他のお客さんを気にすることなく過ごせます。
また、運転手付きの中型バスをレンタルすることで、運転手を決めたり道を決めるといった手間も省けるので、効率良い旅行ができます。
会社仲間と絆を強めるなら、中型バスがおすすめですよ。

ゴルフコンペに
仲間内とのゴルフや接待の際に自家用車や電車を利用している人も多いと思います。
ただ、ゴルフは何かと荷物が多いもの。
大人数が一度に移動するとなると、大変ですよね。
そのようなときは中型バスがおすすめです。
まとまった人数で一緒にゴルフ場へ向かえるので、到着するまで楽しいひと時を堪能できます。
また、バスの後方座席を回転させコの字にさせる「サロンバス」もあるので、接待にも便利です。

合宿の送迎に
ゼミやサークルの合宿を行う場合、レンタカーや電車で移動する方も多いのではないでしょうか?
しかし、大人数が一度に移動する際は、車をいくつもレンタルする必要があったり移動する際に効率が悪かったりと、不便な面も多々ありますよね。
その点、チャーターバスは運転を運転手に任せられるため、仲間内でのコミュニケーション時間を多く取れ、移動も効率的にできます。
移動時間も充実した時間を過ごしたい場合は特にチャーターバスがおすすめです。
中型バスまとめ

社員旅行や日帰り旅行などに最適な中型バス。
まとまった人数が一度に移動できるので、研修やゴルフ・遠征などにも最適です。
特に運転手付き中型バスをレンタルした場合、運転や時間管理のストレスもなく快適に移動可能ができるだけでなく、移動の時間に仲間との交流を深められます。
定員が27人であることや補助席がないことなどを年頭に入れ、中型バスを賢くレンタルしましょう。