マイクロバスの送迎料金はいくらくらい?安くなるケースや注意点についてもご紹介
2024/12/17
マイクロバスの送迎料金はどのくらい?大人数での移動や短距離移動に最適なのがマイクロバスでしょう。ターミナル駅までの送迎や空港送迎、研修施設や郊外の工場送迎など、用途に合わせた柔軟な利用法が特徴です。今回はマイクロバスの送迎料金や料金が安くなるケース、さらにレンタルする際の注意点をご紹介します。
- マイクロバス送迎の料金
- マイクロバスを送迎で貸し切るメリット
- マイクロバスの送迎が使われるケース
- マイクロバス送迎の基本料金に含まれるもの
- マイクロバス送迎の基本料金に含まれないもの
- マイクロバス送迎の注意点
- まとめ
マイクロバス送迎の料金
早速、マイクロバス送迎の料金相場を見てみましょう。基本的に、料金は走行距離と走行時間をもとに換算されます。利用時期や時間によって料金が異なる場合もあるため、詳細を知りたい時は見積もりをすると良いでしょう。
大型バス(~53名乗り)
3~11月 | 平日 | ¥66,000~ |
---|---|---|
土日/祝日 | ¥71,500~ | |
12~2月 | 平日 | ¥63,800~ |
土日/祝日 | ¥69,300~ |
中型バス(~27名乗り)
3~11月 | 平日 | ¥60,500~ |
---|---|---|
土日/祝日 | ¥66,000~ | |
12~2月 | 平日 | ¥58,300~ |
土日/祝日 | ¥63,800~ |
マイクロバス(18~27名乗り)
3~11月 | 平日 | ¥55,000~ |
---|---|---|
土日/祝日 | ¥60,500~ | |
12~2月 | 平日 | ¥52,800~ |
土日/祝日 | ¥58,300~ |
ミニバス(~13名乗り)
3~11月 | 平日 | ¥49,500~ |
---|---|---|
土日/祝日 | ¥55,000~ | |
12~2月 | 平日 | ¥47,300~ |
土日/祝日 | ¥52,800~ |
マイクロバスの送迎料金が高くなるケース
マイクロバスの送迎料金が高くなるケースは以下が挙げられます。
- 送迎の時間帯が早朝や深夜
- 週末や大型連休での利用
- 宿泊を伴う
- 高速道路や有料道路を利用する
マイクロバスの料金は、時期によって大幅に異なります。通常繁忙期と通常期によって料金が定められています。
通常期
- 1月上旬〜4月上旬
- 6月中旬〜7月中旬
- 12月
繁忙期
- 4月中旬〜6月上旬
- 7月下旬〜11月
曜日によっても料金が変わり、平日は比較的安く、一方で土日祝日は平日の20~30%割増になるのが一般的です。1週間で見ると日曜日が最も高くなり、土曜日・金曜日・木曜日・火曜日の順番で安くなります。また、深夜は割増料金となるので、費用を抑えたいようであれば日中に利用がおすすめです。もしバスをリーズナブルにレンタルしたいようであれば、月曜日と水曜日が狙い目となっています。
マイクロバスの送迎料金が安くなるケース
一方、マイクロバスの送迎料金が安くなるケースは以下が挙げられます。
- 走行時間帯が日中
- 走行日が平日
- 日帰り運行
- 一般道しか利用しない
上述した通り、平日や日中はマイクロバスの送迎料金が比較的安くなります。また、ドライバーは1日に運転できる時間や距離が決まっているため、通常1泊2日だと交替運転手が必要になります。つまりドライバーが2人必要になるのです。その分宿泊代もかかってしまうので、費用を抑えたい場合は日帰り運行にすると良いでしょう。また、有料道路・高速道路代は実費になるため、利用する場合はその都度料金がかかってしまいます。これを避けたいようであれば一般道の利用がおすすめです。
マイクロバスを送迎で貸し切るメリット
ここではマイクロバスを送迎で貸し切るメリットをご紹介します。一度に大人数が移動できるので、様々なシーンで活躍しますよ。
団体移動が楽
マイクロバスの送迎であれば重い荷物を持って移動しなくて済むため、ストレスフリーです。路線バスや高速バスとは違い貸切空間なので、車内で飲んだり騒いだりしても周りのお客様への心配も必要ありません。何台ものタクシーを利用するより経済的です。
好きな場所から乗車可能
マイクロバスでの送迎を貸し切れば、好きな場所から乗車ができます。様々な乗車場所を設定したい場合でも、複数の場所を選べるので非常に便利です。自宅だけではなく、観光先や研修施設、スポーツ施設などご希望のルートで効率よく回れるので、スケジュール管理もしやすいですよ。
会場までの送り迎えに最適
例えば結婚式場やお葬式場など、会場へ向かう場合にもマイクロバスが便利です。マイクロバスは、会場から駅などのピストン送迎でも多く利用されています。短距離を何度も往復する場合、小回りの利くマイクロバスが最適です。荷物の積み下ろしもしやすいので、狭い道路や住宅街のようなアクセスしにくい場所でも安心して利用できます。
マイクロバスの送迎が使われるケース
ここでは、マイクロバスの送迎が使われるケースをご紹介します。マイクロバスは様々なシーンで利用できるため、目的や用途に合った使い方をしましょう。
視察研修・取材バス移動の送迎
マイクロバスは、視察研修や取材などでも活躍します。目的が同じメンバーと一緒に乗車することで、移動中も自然と親睦も深められるでしょう。公共交通機関を利用すると、乗り換えや人混みのストレスもあります。しかし、マイクロバスであればそのようなこともありません。
空港・駅までの送迎
空港からホテルへの移動には、大人数を一度に運べるマイクロバスが便利です。フライト直後の空港は混雑していたり、荷物が多く公共交通機関の利用も大変ですよね。マイクロバスであればプロのドライバーが目的地まで安全に届けてくれるため、人混みや移動の負担も軽減できます。
結婚式・お葬式の送迎
マイクロバスは、最寄駅から結婚式場やお葬式場への送迎にも多く利用されます。式場が手配するバスの数が足りなかったり、目的地までのアクセスが不便な場合にも便利です。特に式場は駅やバス停から遠いケースもあるので、マイクロバスの利用が良いでしょう。
ゴルフ場までの送迎
自宅からゴルフ場への移動手段として、公共交通機関や自家用車を利用する方も多いのではないでしょうか。しかし、ゴルフバッグを持って電車やバス移動をするのは手間ですし、大人数で移動する場合は運転手を選ぶ必要もあります。その点、マイクロバスであればゴルフバッグをそのまま詰め込めるため、移動もスムーズにできますよ。
マイクロバス送迎の基本料金に含まれるもの
ここではマイクロバス送迎の基本料金に含まれるものをご紹介します。
車両の貸切料金
マイクロバス送迎の基本料金には、車両の貸切費用が含まれるため、追加の貸切費用は不要です。貸切時間が長くなると基本料金が高くなることもあるので、予算が決まっている場合は細かいところまで確認しましょう。ただし、バス会社の多くは余裕のあるプラン設定をしているので、多少利用時間が長くなっても料金が大きく変動することはないでしょう。
ドライバーの人件費
ドライバーの人件費も料金に含まれます。ただし、ドライバーは1日に運転できる時間や距離が決まっているため、宿泊を伴う場合や長時間移動の場合は、ドライバーが2人必要となるのです。その分ドライバーの人件費もかかってくるため、不安がある場合はまずバス会社に相談してみましょう。
ガソリン代
ガソリン代も料金に含まれています。ガソリン代は走行距離などから算出されており、それが基本料金に含まれている仕組みです。料金が明確なので、安心して利用できます。別途ガソリン代を請求されることはないので、当日は不安なく乗車できますよ。
マイクロバス送迎の基本料金に含まれないもの
ここではマイクロバス送迎の基本料金に含まれないものをご紹介します。これらは実費での支払いになるので、しっかり把握しておきましょう。
バスガイドの料金
一緒にバスに乗車して旅の案内や観光スポットの説明をして移動を盛り上げてくれるのが、バスガイドです。バスガイドさんは旅のお供のプロなので、ただの移動だけではなく観光地のマル秘情報や詳細を知りたい時には、オプションとして追加するのも良いでしょう。観光案内だけではなく、運転手をサポートしたり車内での案内役も担っています。楽しさにプラスしてバス運行の安全も考慮したい時は検討してみてください。
乗務員の宿泊料金
貸切バスを1泊2日で利用する場合は、運転手の宿泊手配が必要です。運転手1名が1日に運転できる時間が距離は決まっているので、自分たちで運転手分の宿泊先、食事の手配を行います。なお交替運転手がいる場合は2人分2食付きになるので注意してください。
高速道路・有料駐車場の料金
移動の際に有料・高速道路を使用することもあるでしょう。その場合も実費となります。バスによって高速道路の利用区分が変わることも念頭においておきましょう。例えばマイクロバスであれば「中型車」区分ですが、中型バスだと「大型車」区分になったりと、区分が大きくなるごとに料金もアップしていきます。ETCカードの持ち込みが可能なので、利用する際は忘れずにしてくださいね。
マイクロバス送迎の注意点
マイクロバス送迎を利用する上で注意すべきことがあります。それは「最低利用時間」があることです。利用時間が30分や1時間などどれだけ短くても、運賃は3時間分の運行が基準になります。また、運行前後の点検作業にかかる時間も利用時間となるので注意しましょう。
貸切バスが営業所を出発してからお客様を乗せるまでの「出庫前点検」と、お客様を卸して営業所に戻る「帰庫後点検」にそれぞれ1時間が必要とされています。これが運賃に反映される仕組みです。実際にバスがお客様を乗せている時間だけではなく、出発前と帰庫後の合計2時間が運賃計算に含まれるため、見積もりをする際は点検時間も考慮して料金を確認しましょう。
まとめ
大人数で一度に移動したい場合はマイクロバスが便利です。時期や利用時間によって料金が異なるため、費用を抑えたいようであればバス会社に相談するのも1つの手でしょう。冠婚葬祭や空港送迎、ゴルフ送迎など多くのシーンで利用できるため、用途に合わせた使い方をしてくださいね。
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