マイクロバスの高速料金はいくらくらい?料金の調べ方や支払い方法についてもご紹介

マイクロバスの高速料金はいくらくらい?大人数が一度に移動できるマイクロバスは、空港送迎や冠婚葬祭、ゴルフ送迎など様々なシーンで活躍します。とはいえ実際にマイクロバスで高速道路を利用する際、かかってしまう高速料金について詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。今回はマイクロバスの高速料金の調べ方や支払い方法を解説します。

マイクロバスの高速料金は貸切料金に含まれていない

結論、マイクロバスの高速道路料金は、貸切料金に含まれていません。当日実費での精算となります。また、高速道路の走行中はバス車内を移動できないため、あらかじめドライバーに高速料金を渡しておくか、立て替えてもらい後から支払うのが一般的です。バス会社によっては後日バス代と一緒に精算できたりする場合もあるので、高速道路を利用する際はその点を確認しておきましょう。

高速道路の料金の決まり方

高速道路

高速道路は、車両の大きさなどによって料金が異なります。ここでは各車両ごとの高速道路料金を見ていきましょう。

軽・二輪車

「軽・二輪車」は、軽自動車・二輪自動車・小型特殊自動車を指します。N -BOXやタントといった軽自動車は軽・二輪車区分です。バイクもこちらに該当します。

普通車

「普通車」は、小型自動車・普通乗用自動車・けん引系自動車等と被けん引自動車(1車軸)との連結車両を指します。軽自動車以外の乗用車は普通車区分です。

中型車

「中型車」は、マイクロバス・小型バス・ミニバス(車両総重量8t未満、乗車定員数11人以上29人以下)を指します。そのほか、普通貨物自動車(3車軸以下、8t未満など)・けん引軽自動車等と被けん引自動車(2車軸以上)との連結車両・けん引普通車と被けん引自動車(1車軸)との連結車両は中型車区分です。

大型車

「大型車」は、中型バス(車両総重量8t以上で、車長9m未満、乗車定員数29人以下)、路線バス(車両総重量8t以上で、乗車定員数30人以上)を指します。普通貨物自動車(3車軸以下、8トン以上など)・けん引普通車と被けん引自動車(2車軸以上)との連結車両・けん引中型車と被けん引自動車(1車軸)との連結車両・けん引大型車(2車軸)と被けん引自動車(1車軸)との連結車両は大型車区分です。

特大車

「特大車」は、大型バス(車両総重量8t以上で、乗車定員数30名以上)を指します。大型特殊自動車・普通貨物自動車(4車軸以上など)・けん引中型車と被けん引自動車(2車軸以上)との連結車両・けん引大型車と被けん引自動車との連結車両で車軸数の合計が4車軸以上のもの・特大車がけん引する連結車両は特大車区分です。

マイクロバスの車種区分

ここではマイクロバスの車種区分について解説します。高速道路において、マイクロバスは「中型車」区分です。マイクロバスは長さ約7m・車幅約2m・車高約2.6〜2.8mなので、中型車料金で高速を利用できます。ただし、料金や車種区分はバス会社または車両登録内容によって異なる場合もあるため、詳しくはバス会社に確認してみましょう。

マイクロバスの高速料金の調べ方

スマホで調べる女性

早速中型車区分であるマイクロバスの高速料金を調べてみましょう。高速料金の調べ方には2種類あります。

ナビタイムを使って調べる

「出発地と到着地はわかっているけれど、どの高速道路を利用すれば良いのかわからない」そのような時に便利なのがナビタイムです。出発地と到着地を入力して検索すれば、所要時間や移動距離、走行ルートが表示されます。区分によって必要な料金も見られるので、事前に全体的な料金を知りたい時にはおすすめです。

ナビタイム公式サイト:https://www.navitime.co.jp/

「ドラぷら」を使って調べる

高速道路に乗るICと降りるICを入力し、車両区分を選択します。その内容に沿ってETCカードを利用した場合や通常料金が一覧で表示されるので、マイクロバスの部分を確認しましょう。所要時間や移動距離も合わせてわかるので、効率良く時間を使いたい時や目的地に合わせて高速道路を利用したい時に便利です。

ドラぷら公式サイト:https://www.driveplaza.com/

マイクロバスの高速料金の支払い方法

ETCカード

当日実費で支払う必要があるマイクロバスの高速料金には、どのような支払い方法があるのでしょうか?ここでは2種類ご紹介します。

現金での支払い

マイクロバスの高速料金は、当日の交通状況や渋滞に応じて変動するため、現金精算が一般的です。事前にルートや行程が決まっている場合でも、当日の状況によってルートが変更される可能性もあります。そのような場合は旅行終了後、ドライバーがETC明細を提示しその場で精算する流れです。

ETCでの支払い

高速料金の支払いは現地精算が一般的です。とは言えほとんどのバス会社はETCカードに対応しています。高速を利用する場合でETCカード精算を希望しているなら、当日ETCカードを忘れずに持ち込みましょう。ただし、一部ETC車載器がないバスもあるため、利用する際は事前にバス会社に確認しておくと安心です。

マイクロバスの高速料金と下道はどちらがお得?

一般道

特に長時間高速道路を利用する場合、気になるのは高速料金ですよね。少しでも高速料金を節約したい場合は下道ルートでの走行も可能です。ただし、貸切バスのレンタル料金は「走行時間」+「走行距離」+「バスの整備にかかる時間」で決まるため、高速道路を使わないことでかえって走行時間や距離が増え、全体的に高額な料金になる可能性もあります。

道路状況によりますが、下道を使うより高速道路を使う方がお得な場合もあるので、下道を希望する場合は事前にバス会社に聞いてみると良いでしょう。

当日かかる料金は他にも

実費で支払う高速料金ですが、実はそれ以外にも当日かかる料金が存在します。事前に知っておくことで当日慌てずに済むので、しっかり把握しておきましょう。

駐車場料金

駐車場

特に長距離移動だと休憩が必要になりますよね。サービスエリアやコンビニ、昼食や夕食をとるレストランまで様々です。移動をメインにしているサービスエリアやコンビニは、ほとんど駐車料金がかかりません。ただし、お店や施設になると違います。特にバスは車体が大きいため、普通車は駐車できる場所でも駐車できないこともあるのです。そのため、移動のルートや運転手の休憩時間に合わせて、マイクロバスが駐車できる駐車場の確保も必要となってきます。地域や観光地によって異なりますが、一般的には1時間〜3時間利用で1,500円〜3,000円程度が相場です。

乗務員宿泊代

旅館の女将

貸切バスを1泊2日でレンタルする場合、運転手の宿泊手配(1泊2日・2食付き)が必要です。運転手1名が1日に運転できる時間や距離は決まっており、これを超えると運行の中止、もしくは交代運転手が必要になります。マイクロバスを一旦返却するのではなく、運転手も現地に泊まり翌日も運転してもらう方が安くなる場合もあるので、貸切バスを利用する時間や日数に沿ったレンタルをしてください。運転手の宿泊手配はご自身で行わなければなりません。交代運転手が2人いる場合は、2人分2食付きの宿泊代が加算されますので、こちらの費用も念頭においておきましょう。

バスガイド代

バスガイド

バスの移動や観光において重要な役割を担ってくれるのが、バスガイドです。一緒にバスに乗車して旅の案内や観光スポットの説明をして移動を盛り上げてくれるのが、バスガイドです。バスガイドさんは旅のお供のプロなので、ただの移動だけではなく観光地のマル秘情報や詳細を知りたい時には、オプションとして追加するのも良いでしょう。観光案内だけではなく、運転手をサポートしたり、車内での案内役も担っています。バックの際の誘導や車内点検、シートベルト着用の呼びかけもバスガイドさんのお仕事です。楽しさだけではなく、バス運行の安全も考慮したい時は検討してみてください。

まとめ

貸切バス

マイクロバスは大型バスや中型バスに比べてレンタル料金も安く、日帰りや少人数送迎に最適な貸切バスです。費用を抑えつつ貸切バスをレンタルしたい場合にも最適で、多くのシーンで活躍しています。

マイクロバスで高速道路を利用する場合は当日実費となるので、この点は注意しておきましょう。ルートに沿ってどのくらいの高速料金がかかるのか、事前に確認しておくと当日慌てなくて済みます。不安があればバス会社に相談してみるのも1つの手です。目的や用途に合わせた使い方をしてみてください。

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