マイクロバスは何人乗り?大きく分けて2種類
2023/05/30
観光や旅行で多く使用されるのがマイクロバスです。
観光スポットを効率よく巡れるのはもちろん、運転手付きなので運転するストレスや疲れもありません。
一般的な乗車定員の最大は29人で、23名〜28名ほどが乗車できるのです。
今回は27人や23人乗りのマイクロバスについて、サイズや特徴などを詳しくご紹介します。
27人乗りのマイクロバス
冠婚葬祭や送迎、観光地巡りに多く使用されるのが27人乗りマイクロバスです。
最大乗車人数が27人であるため、大人数で移動したい時や荷物が多い時にも最適なサイズ感となっています。
ここでは、27人乗りマイクロバスのサイズや特徴を詳しくご紹介します。
座席表・レイアウト
タイプ | 座席図 | 座席数 | 補助席 | 全座席 |
---|---|---|---|---|
21 | 6 | 27 |
マイクロバスの一般的な定員は18名〜21名(正席)ですが、補助席を追加すれば27名程度の乗車が可能です。
27人乗りマイクロバスの場合、座席数は21席ですが、補助席が6席あるため、最大で27人乗車できます。
しかし、マイクロバスにはトランクがありません。
トランクがない場合、荷物は座席にのせる必要があるため、その分人が乗れなくなってしまいます。
安全上、荷物は通路に置けないため、27人分の荷物がある場合は、満席ではなく余裕ある座席の使い方をしましょう。
主なメーカー
27人乗りマイクロバスの主なメーカーは、
- 日野自動車「リエッセⅡ」
- いすゞ自動車「ジャーニー」
- 三菱ふそう「ローザ」
快適な乗り心地と安全性を重視しており、長距離移動に適した車種を選定しているため、ストレスフリーで乗車できます。
おすすめ活用事例
マイクロバスの車内設備としては、ETCをはじめ、テレビやDVD・カラオケなども備わっています。
そのため、移動中にテレビで研修用のDVDを流したり、カラオケを楽しんだりすることも可能です。
27人が一気に移動できるため、みんなで楽しめるような設備を活用すると良いでしょう。
また、高速道路の利用料金は実費精算が必要となりますが、ETC機能が搭載されたマイクロバスなら、ETCカードを差し込むだけで高速道路を利用できて便利です。
23人乗りのマイクロバス
続いては23人乗りマイクロバスをご紹介します。
27人乗りと比べて座席や車内に余裕があるため、ゆったりと過ごしたい時には最適なサイズです。
会社視察や研修・結婚式の送迎など、ちょっとした移動の際にもおすすめですよ。
座席表・レイアウト
タイプ | 座席図 | 座席数 | 補助席 | 全座席 |
---|---|---|---|---|
18 | 5 | 23 |
23人乗りマイクロバスの場合、座席数は18席・補助席が5席あるため、最大で23人乗車できるようになっています。
しかし、上述した通りマイクロバスにはトランクがないため、大荷物がある際は荷物を置く座席も考慮する必要があるでしょう。
主なメーカー
23人乗りマイクロバスの主なメーカーは、
- 日野自動車「リエッセⅡ」
- いすゞ自動車「ジャーニー」
- 三菱ふそう「ローザ」
快適性と安全性を徹底し、クリーンで心地よい走りをしてくれる車種が使われているため、移動時間も苦になりません。
おすすめ活用事例
27人乗りマイクロバス同様、ETCをはじめ、テレビやDVD・カラオケなどが備わっています。
23人乗りだと多少車内に余裕があるため、仲間内で盛り上がるのにも最適でしょう。
ETCカードを差し込むだけで高速道路を利用できるので、快適な長距離移動が可能です。
マイクロバスの豆知識
ここでは、マイクロバスの豆知識をご紹介します。
サークルやゼミ合宿、研修や視察・送迎など様々なシーンに利用されるマイクロバスですが、思った以上に疑問点もあることでしょう。
ここでは、マイクロバスを利用する際に知っておきたい知識を見ていきます。
子供のチャイルドシートはいる?
合宿や遠足、家族旅行などで子どももマイクロバスに乗車する機会は多いことでしょう。
その際に気になるのがチャイルドシートです。
チャイルドシートは6歳未満の子どもに使用義務があります。
自家用車では取り付けが義務となっていますが、マイクロバスの場合必須ではありません。
親がしっかり安全を確保できるようであれば、チャイルドシートがなくても問題なく子どもの乗車が可能です。
補助席にシートベルトはある?
高速バスや貸切バスに乗ると、シートベルトの着用を促されますが、路線バスのようにシートベルトの着用が必要ないバスもあります。
マイクロバスもその1つで、マイクロバスの補助席には、基本的にシートベルトが設置されていません。
ただ、ここ数年でバスの安全対策が重要視されており、新車のマイクロバスなどにはシートベルトがついてるケースもあります。
車体のみのレンタルはできる?
マイクロバスは、運転手なしのプランでのレンタルも可能です。
自分たちで運転しなければならないのは大変ですが、スケジュールが立てやすくなるなどのメリットもあります。
また、運転手なしのレンタルプランなら、予約も取りやすいでしょう。
ただし、マイクロバスを運転するには中型(限定解除)免許以上が必須となるため、事前に確認しましょう。
マイクロバスの運転に必要な免許とは?
マイクロバスは運転手なしのプランでもレンタルできますが、普通運転免許では運転できません。
マイクロバスを運転手なしプランでレンタルする際には、バス会社から運転免許証の提示が求められるため、必ず「中型免許(8t限定なし)」もしくは「大型免許」を取得している必要があります。
なお、普通免許の横に「中型免許(8t限定あり)」の記載がある免許では、11名以上乗車できるマイクロバスを運転することはできないため、こちらも注意が必要です。