貸切バスの[たびの足]

マイクロバスの寿命はどれくらい?どのくらいの走行距離まで長持ちするのか

様々な種類の乗り物のなかでも、特にマイクロバスは沢山の人を乗車させることが可能な種類の乗り物です。軽乗用車と比較して安全性が高いことや、様々な種類の車のなかでも丈夫なこと、耐久性があることも特徴だといえるでしょう。
しかし、マイクロバスの寿命はどれくらいなのか疑問を抱く人もいるのではないでしょうか。そこで、マイクロバスの寿命と、どのくらいの距離を走行できるのか、耐久性について詳しく紹介します。

マイクロバスの寿命はどれくらいの走行距離までいけるのか?

走行距離

非常に多くの人が乗れるマイクロバスは、運転している最中に車両にトラブルが起こると大きな事故につながります。そのため、マイクロバスを扱う企業では、「走行距離が50万kmに達したら交換する」といったルールを定めている場合も少なくありません。

年数で示すと、高速を走るケースが少なければエンジンへのダメージがかかりにくいため、一般的には15~20年ほどの寿命だといえます。観光用のバスについては、1度に走る距離が長いことや高速道路を使うケースが多いことからエンジンがダメージを受けやすく、寿命は7~10年ほど、夜行バスで高速を走行する場合にはより寿命が短くなり、最大7年ほどだといえるでしょう。

マイクロバスの寿命を伸ばすためには点検やメンテナンスも重要

エンジン

マイクロバスは、走行距離を意識するだけではなく寿命を伸ばすためのメンテナンスに注力することも大切です。そこで、主な2つのメンテナンスのポイントについて紹介します。

一定期間に1度点検や整備を行う

一定時間に1度行わなければならない点検については法律で決められており、3ヶ月に1度の実施が目安です。法律で決められた定期メンテナンスでは、国が決めた基準をクリアしているかどうかを確認し、問題があるパーツを交換したり場合によっては修理を行ったりします。なお、1年に1度実施される車検の際に同時に行う12ヶ月の定期点検については、3ヶ月に1度の定期点検と比較してより詳細なチェックポイントが定められていることが特徴です。

また、マイクロバスを扱う企業ごとに点検頻度には違いがあり、3ヶ月に1度法律で決められた点検だけではなく、3ヶ月未満でも会社が独自の点検を行っているケースもあります。 点検や整備には費用がかかるものの、マイクロバスの寿命を可能な限り伸ばすことや、マイクロバスを運転している最中にトラブルが起こり、大きな事故につながることを予防して安全に利用してもらうためにも、自主的に点検や整備を行うことが大切です。

日頃から点検をすることが大切

マイクロバスの点検は整備士が行うだけではなく、マイクロバスを利用する前に管理している人間が点検を行い、トラブルがないか、事故が起こる可能性がないかを点検することが重要です。

例えば、タイヤの消耗や空気圧、ブレーキの状態などは専門知識を持つ整備士ではなくても行えます。マイクロバスの寿命を伸ばすために重要なオイルやファンベルト、バッテリーやウォッシャー液については関しては、一定時間で1度確認しましょう。

日頃からマイクロバスに乗車している人であれば、エンジンやスピードを上げた時の音といった若干の変化に気づきます。若干であっても変化を感じた際には、整備士に依頼してマイクロバスをチェックしてもらい、トラブルがあるかどうかを確認することが重要です。マイクロバスを扱う会社によっては毎日チェックする点検項目を決めるなどして、こまめにチェックするケースもあります。

安全性を保つためにメンテナンスをしよう

タイヤ

マイクロバスの寿命は、都心部を走るのか田舎道を走るのかによって差があります。そのため、マイクロバスの寿命やどの程度走行できるのかを明確にすることが困難です。しかし、マイクロバスを丁寧に点検したり整備をしたりすることによって、寿命を伸ばせます。安全性や耐久性を重要視して、可能な限り長く利用できるように、こまめなメンテナンスをしましょう。

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