展示会送迎で失敗しない!貸切バス料金の相場と見積もり完全ガイド
2025/09/24
展示会送迎で失敗しない!貸切バス料金の相場と見積もり完全ガイド!展示会や見本市への移動は、時間通りに、かつ効率よく進めたいものです。タクシーや公共交通では人数や荷物の制約があり、移動に手間がかかることも。そのようなときに役立つのが貸切バスです。今回は、車種ごとの料金目安や送迎時のポイント、よくある質問まで詳しくご紹介します。
展示会送迎で利用する貸切バスとは?

展示会やイベントの会場は、駅から離れていたり、アクセスが不便な場所にあることも少なくありません。そのようなときに便利なのが「貸切バス」です。企業や団体ごとに会場までの送迎を手配できるため、参加者の移動をスムーズにし、遅刻や迷子のリスクを減らせます。
ここでは、展示会送迎で貸切バスを利用するメリットや、料金がどのように決まるのか、相場や見積もりのポイントをわかりやすく解説します。
展示会送迎で貸切バスを選ぶメリット
展示会送迎で貸切バスを利用する最大の魅力は、アクセスの不便さを解消できることです。駅から遠い会場や乗り換えが多い会場でも、出発地から会場までダイレクトに送迎できるため、参加者の移動負担を大幅に減らせます。さらに、貸切バスなら移動中も同じ車内で過ごせるため、チームメンバーやお客様とのコミュニケーションの場としても活用可能です。展示会に向かう道中で作戦会議をしたり、帰り道で感想や情報共有をしたりと、移動時間を有効活用できます。
また、電車やバスの遅延に左右されず、集合時間や会場到着時間を正確にコントロールできる点も大きなメリットです。特に朝のラッシュ時でも、貸切バスなら予定通りに出発でき、スケジュール通りに行動できます。加えて、展示物やパンフレット、備品などの荷物もまとめて運べるため、担当者の負担が軽減されます。車内に荷物を置いておける場合もあるので、撤収時の移動もスムーズです。
料金はどのように決まるか
貸切バスの料金は「時間」と「距離」の組み合わせで計算されます。国土交通省が定める「公示運賃」を基準にしており、次の要素によって最終金額が変わります。
- 運行時間
集合から解散までの拘束時間が長くなるほど料金は上がります。展示会の場合、朝の送迎と夕方の帰りだけの運行か、会場で待機してもらうかによって金額は変わります。 - 走行距離
出発地から会場までの往復距離が長いほど料金は高くなります。遠方への送迎や高速道路の利用がある場合は別途料金が加算されるため、事前にルートを確認しておきましょう。 - バスの種類・定員
大型バス・中型バス・マイクロバスのどれを使うかによって基本料金が異なります。 参加人数に合ったサイズを選ぶことで、コストを最適化できますよ。 - 繁忙期・土日祝料金
展示会シーズン(春・秋)や週末は予約が集中するため、通常より高めの料金になることもあります。早めの予約がコスト削減につながります。 - オプション費用
高速道路代、駐車場代、乗務員宿泊費(遠方の場合)などが別途かかる場合があります。見積もりに含まれているか必ず確認しましょう。
展示会送迎で使われる車種と料金目安

展示会や見本市では、多くの参加者や荷物をまとめて移動させる必要があります。貸切バスを利用すれば、人数や用途に応じて大型・中型・マイクロバスを選べるため、効率的で快適な送迎が可能です。ここでは、展示会送迎でよく利用される車種と、その料金目安をご紹介します。
マイクロバス(10~25名程度)の料金モデル
3月~11月 | 12月~2月 | |
---|---|---|
平日 | ¥55,000~ | ¥52,800~ |
土日祝 | ¥60,500~ | ¥58,300~ |
マイクロバスは少人数の展示会送迎に最適です。10~25名ほどの社員や取引先を一度に運べるため、タクシーやハイヤーを複数台手配するよりも効率的に移動できます。料金は大型・中型に比べて低めに設定されているので、リーズナブルに貸切バスを利用したいときに最適です。
中型バス(25~40名程度)の料金モデル
3月~11月 | 12月~2月 | |
---|---|---|
平日 | ¥60,500~ | ¥58,300~ |
土日祝 | ¥66,000~ | ¥63,800~ |
中型バスは、人数も荷物もある程度まとまる展示会送迎に適したサイズです。大型バスよりも小回りが利くため、市街地や会場付近での移動にも安心ですよ。展示会参加者が30名前後の場合、費用対効果のバランスが良い選択肢といえるでしょう。
大型バス(40名以上)の料金モデル
3月~11月 | 12月~2月 | |
---|---|---|
平日 | ¥66,000~ | ¥63,800~ |
土日祝 | ¥71,500~ | ¥69,300~ |
大型バスは40名以上の団体送迎に対応できる車種で、展示会や見本市での利用シーンがもっとも多いタイプです。広い車内と大容量のトランクルームがあり、スーツケースや展示品をまとめて積み込めるのも大きなメリットといえます。人数が多いほど1人あたりの負担額は抑えられ、コストパフォーマンスの高い移動手段となります。
見積りをスムーズに取るためのポイント

「貸切バスを使おう!」と思っても、いざ見積もりを依頼する段階で、どんな情報を伝えればいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
必要な情報がそろっていないと、見積もりに時間がかかったり、実際の運行時に追加料金が発生したりすることもあります。ここでは、見積もり依頼をスムーズに行うための準備と、バス会社選びで押さえておきたいポイントを解説します。
見積り時に準備しておきたい情報
見積もりを依頼するときは、以下の情報をあらかじめ準備しておくとスムーズです。
- 利用日時・時間帯:出発・帰着の時間、待機時間の有無
- 人数:大人・子ども・役員などの区分
- 利用目的・行程:展示会会場やホテルまでの送迎、途中観光の有無
- 荷物の量:スーツケースや展示品など大きさ・個数
- 出発・到着場所:空港、駅、ホテル、会場など
これらを明確に伝えることで、バス会社は適切な車種や運行プランを提案しやすくなります。
バス会社選びで注意すべき点
貸切バスを手配する際は、料金だけでなくサービス内容や安全面にも注目することが重要です。まず、運行実績や過去の送迎経験、国土交通省認定の安全性評価があるかを確認しましょう。また、フライトの遅延や行程変更に柔軟に対応できるかどうかも、スムーズな移動には欠かせません。
加えて、清潔で設備の整った車両を用意できるかや、駐車場代、高速道路代、深夜・早朝の割増料金など追加費用が明確に示されているかもチェックポイントです。料金だけでなく、これらの条件を総合的に判断することで、安全で快適な送迎を実現できます。
追加オプションで料金がどう変わるか
貸切バスでは、基本料金に加えてオプション料金が発生する場合があります。たとえば、高速道路や有料道路の通行料金、会場やホテルで必要な駐車場料金、深夜・早朝に利用する際の割増、さらに遠距離送迎や泊まり込みの場合は運転手の宿泊費などです。これらの費用を事前に把握しておくことで、見積もり金額と実際の請求額の差を防ぎ、予算管理もスムーズに行えます。
展示会送迎でよくある質問

展示会や見本市で貸切バスを利用する際は、送迎方法や料金、時間管理などで疑問が出やすいものです。ここでは、利用者からよく寄せられる質問をピックアップし、効率的でコストを抑えた送迎を実現するためのポイントを解説します。
「片道のみ/往復・ピストン輸送」のどちらがコスパ良いか?
展示会送迎では、片道のみの利用と往復・ピストン輸送のどちらが効率的か迷うことがあります。一般的に、片道のみの場合は利用時間を短くできるため料金を抑えやすく、バスを回送して次の用途に使える場合にはおすすめです。一方、往復やピストン輸送はバスを確実に確保でき、時間通りに送迎できる安心感があります。参加人数や展示会のスケジュール、荷物量に応じて、どちらが最適かを事前にバス会社と相談すると良いでしょう。
貸切バスの片道送迎は可能?料金相場や注意すべき点について解説
展示会終了時間が遅れる可能性があるときはどうするか?
展示会は予想より延長することも珍しくありません。貸切バスを利用する場合、延長料金や追加待機時間のルールを事前に確認しておくことが重要です。多くのバス会社では、予定時間を超えた場合は追加の時間制運賃が発生します。余裕を持ってバッファ時間を組むか、事前に延長料金の目安を把握しておくと、急な変更にも柔軟に対応可能です。
送迎の待機時間は料金に含まれる?別料金?
バスが展示会会場やホテルで待機する時間も、原則として料金に含まれます。ただし、待機時間が予定を大幅に超える場合や、深夜・早朝の長時間待機は追加料金が発生するケースがあります。利用前にバス会社に確認しておくことで、見積もりと実際の請求額に差が出ることを防ぎ、予算管理がスムーズになりますよ。
まとめ

展示会送迎では、参加人数や荷物の量、会場までの距離やスケジュールに応じた車種選びが重要です。また、料金体系や待機時間、オプション費用の確認も忘れずに行いましょう。事前にバス会社と十分に相談することで、到着や出発のタイミングを無駄なく調整でき、参加者全員が快適に移動できるうえ、コストパフォーマンスの高い送迎プランを実現できますよ。
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