ミニバス(コミューター)の料金相場はいくらくらい?

ミニバス(コミューター)の料金相場はいくらくらい?ミニバスは、少人数での移動に最適な貸切車両として、視察や観光、送迎などに幅広く活用されています。今回は、ミニバスの一般的な相場料金や、平日・土日祝での料金の違い、費用を抑えるポイントまで、予約前に知っておきたい情報をまとめてご紹介します。

ミニバス(コミューター)とは?

ミニバス(コミューター)

『たびの足』がミニバスとしてご紹介している車両は、TOYOTA社製ハイエースをベースとした「コミューター」と呼ばれるタイプです。通常の乗用タイプのハイエース(最大9名乗り)に対し、トランクスペースを座席に改造することで、貸切バスとして運行可能なバス区分として登録されています。

定員・サイズ・設備

定員は補助席1名、正座席数13名です。サイズは全長約4m・全高約2m・全幅約2m程度で、トランクスペースはありません。エアコンやリクライニングシート、ETC搭載機器などが備わっているので、短距離移動も快適にできます。

主な利用用途

マイクロバスでは大きすぎる場面や、通常のハイエースでは定員が足りない時の視察や観光、合宿などさまざまな用途で利用しやすいです。小回りが利くので、住宅街や複雑な道も楽に走行できます。なお、このミニバス(コミューター)は、地方都市圏において導入しているバス会社が少なく、手配が難しい場合もあります。とはいえ東京や大阪、名古屋といった大都市圏では、多くのバス会社が保有しておりますので、まずはご相談ください。

ミニバス(コミューター)の料金相場

旅行をするカップル

少人数の送迎や観光に最適なミニバス(コミューター)は、使い勝手の良さから人気の高い車種です。しかし、利用を検討する際に気になるのが実際の料金相場ですよね。ここでは、一般的な料金相場に加え、エリアごと・日程ごとに異なる仕組みをご紹介します。

東京・大阪など主要都市の料金目安

ミニバス(コミューター)の料金は、利用時間や距離だけではなく発着するエリアによっても料金が変動します。特に東京や大阪などの大都市圏では、バス車両の保有台数が多いため、競争がある一方で需要も集中するため、時期や曜日によって価格差も出やすいのです。

主な利用用途

マイクロバスでは大きすぎる場面や、通常のハイエースでは定員が足りない時の視察や観光、合宿などさまざまな用途で利用しやすいです。小回りが利くので、住宅街や複雑な道も楽に走行できます。なお、このミニバス(コミューター)は、地方都市圏において導入しているバス会社が少なく、手配が難しい場合もあります。とはいえ東京や大阪、名古屋といった大都市圏では、多くのバス会社が保有しておりますので、まずはご相談ください。

ミニバスを6時間利用した場合の料金

京都市内

3~11月 平日 ¥66,000
土日/祝日 ¥77,000
12~2月 平日 ¥60,500
土日/祝日 ¥71,500

大阪市内

3~11月 平日 ¥66,000
土日/祝日 ¥77,000
12~2月 平日 ¥60,500
土日/祝日 ¥71,500

札幌市内

3~11月 平日 ¥55,000
土日/祝日 ¥66,000
12~2月 平日 ¥49,500
土日/祝日 ¥60,500

東京23区

3~11月 平日 ¥60,500
土日/祝日 ¥71,500
12~2月 平日 ¥55,000
土日/祝日 ¥66,000

ミニバスを7時間利用した場合の料金

京都市内

3~11月 平日 ¥71,500
土日/祝日 ¥82,500
12~2月 平日 ¥66,000
土日/祝日 ¥77,000

大阪市内

3~11月 平日 ¥71,500
土日/祝日 ¥82,500
12~2月 平日 ¥66,000
土日/祝日 ¥77,000

札幌市内

3~11月 平日 ¥60,500
土日/祝日 ¥71,500
12~2月 平日 ¥55,000
土日/祝日 ¥66,000

東京23区

3~11月 平日 ¥66,000
土日/祝日 ¥77,000
12~2月 平日 ¥60,500
土日/祝日 ¥71,500

ミニバスを8時間利用した場合の料金

京都市内

3~11月 平日 ¥77,000
土日/祝日 ¥88,000
12~2月 平日 ¥71,500
土日/祝日 ¥82,500

大阪市内

3~11月 平日 ¥77,000
土日/祝日 ¥88,000
12~2月 平日 ¥71,500
土日/祝日 ¥82,500

札幌市内

3~11月 平日 ¥66,000
土日/祝日 ¥77,000
12~2月 平日 ¥59,500
土日/祝日 ¥71,500

東京23区

3~11月 平日 ¥71,500
土日/祝日 ¥82,500
12~2月 平日 ¥66,000
土日/祝日 ¥77,000

平日と土日祝で料金は変わる?

ミニバス(コミューター)の料金は、平日なのか土日祝なのかで異なります。土日祝は観光やイベントが多く開催されるため、バスの予約も埋まりやすく価格も上昇するのです。また、回送や連続運行の調整が難しく、対応に時間的コストもかかります。予算を抑えたい場合は、1月・6月・11月といった閑散期や、出発地・到着地を近くし回送費を抑えるなどの工夫が必要です。

他のバスタイプとの料金比較(マイクロバス・中型バスとの違い)

「できるだけコストは抑えたいけど、快適さを妥協したくない」そのような団体旅行や送迎プランを考えている際、バスの車両選びは重要なポイントです。ここではマイクロバスや中型バスとの違いを比較し、最適な一台の選び方を見ていきましょう。

ミニバスvsマイクロバス:価格と機動性の差

車種 ミニバスミニバス マイクロバスマイクロバス
定員 13 18~21
(正座席16~21)
補助席5~6名(最大27人)
料金(3〜11月平日の場合) ¥49,500〜 ¥55,000〜
サイズ 全長約4m
全高約2m
全幅約2m程度
全長約7m
全高約2m
全幅約2.6m〜2.8m程度
トランク 無し 無し

ミニバスは料金も抑えやすく、小回りが利くため住宅街や狭い道の送迎にも向いています。一方、マイクロバスは定員が増えるので1人あたりのコストはやや抑えられるものの、ミニバスよりは大きい車体なので、進入できない道もあります。10〜13名ならミニバス、18名以上ならマイクロバスの方がコスパが良くなる場合もあるため、用途によって使い分けましょう。

ミニバスvs中型バス:定員とコスパで比較

車種 ミニバスミニバス 中型バス中型バス
定員 13 ~27
(正座席)
補助席なし
料金(3〜11月平日の場合) ¥49,500〜 ¥60,500〜
サイズ 全長約4m
全高約2m
全幅約2m程度
全長約7~9m
全高約2.5m
全幅約3.5m程度
トランク 無し スーツケース12~15個積載可能

中型バスは座席のゆとりもしっかりあり、リクライニング対応も可能です。快適な長距離移動に最適ですが、料金はミニバスの1.5〜2倍前後と少し高めになっています。料金を重視する短距離移動ならミニバス、荷物が多い長距離移動なら中型バスがおすすめです。

人数別で考える最適な車種選び

バスを手配する際は、定員や荷物の量によって選ぶべき車種が大きく変わります。人数に対して適切なサイズのバスを選べば、料金も無駄なく移動も快適になりますよ。

13名までであれば、ミニバスが最適です。コンパクトで小回りも抜群で、1人あたりの料金も非常に安く抑えられます。家族旅行や短距離送迎、狭い道を通る移動などに向いているものの、トランクスペースがないため、大きなスーツケースを持っている場合は注意しましょう。

一方、ミニバスとマイクロバスは人数と距離に応じて最適な選択が可能で、近距離かつ狭めな道が多い場合はミニバス、広さ重視ならマイクロバスがおすすめです。ミニバスの方が料金は安いものの、マイクロバスの方が座席に余裕があります。

補助席なしで27名までが乗車できる中型バスは、広いトランクもあり快適性も高いです。社員旅行や修学旅行、インバウンド対応などに向いています。大人数が一台にまとまって乗れるので、集合の手間や心配もありません。

車種 ミニバスミニバス マイクロバスマイクロバス 中型バス中型バス
特徴 ・コンパクトで小回り抜群
・料金が安い
・小回りが利く
・中規模向け
・トランクが大きいので大荷物でも安心
・長距離移動も快適
おすすめ 利用シーン ・少人数旅行
・狭い道を通る観光
・企業送迎
・イベント移動
・社員旅行
・修学旅行
・インバウンドツアー
注意点 トランクがない ミニバスより車体がやや大きい ミニバス・マイクロバスより料金が高め

ミニバス料金に含まれるもの・別途かかる費用

高速道路の料金所

ミニバスを利用する際は、見積もり料金に含まれているものと別途かかる費用をしっかり確認すべきです。見積もり・予約する前にチェックしましょう。

車両・運転手など基本料金に含まれる内容

ミニバスの基本料金には、車両の貸切費用が含まれます。貸切時間が長くなると基本料金も高くなるため、予算が決まっている場合は細かい箇所まで確認しましょう。なお、バス会社の多くは余裕のあるプラン設定をしているため、多少利用時間が長くなっても大きい料金変動はほとんどありません。

また、基本料金には運転手の人件費やガソリン代も含まれます。ただし、運転手は1日に運転できる時間や距離が決まっており、利用時間によっては交替運転手が必要になる場合もあるので、不安な場合は相談しましょう。また、ガソリン代は走行距離などから算出されており、それが基本料金に含まれています。料金が明確なので、安心して利用できますよ。

別途費用になりやすいもの(高速代・駐車場代・回送費など)

ミニバスを手配する際、以下は基本料金に含まれません。

  • バスガイドの料金
  • 乗務員の宿泊料金
  • 高速道路・有料駐車場の料金

バスガイドは旅のお供のプロなので、ただの移動だけではなく観光地のマル秘情報や詳細を知りたい時は、オプションとして追加するのも良いでしょう。また、バスガイドは観光案内だけではなく運転手をサポートしたり、車内での案内役も担っています。楽しさにプラスしてバス運行の安全も考慮したい時は検討してみてください。

また、貸切バスを1泊2日で利用する場合は、運転手の宿泊手配が必要です。運転手が1日に運行できる時間と距離は決まっているので、交替運転手が必要な場合は自分たちで運転手分の宿泊先や食事の手配を行わなければなりません。

さらに、移動の際に有料道路や高速道路を使用する場合も実費となります。ミニバスの高速道路区分は「中型車」です。ETCカードの持ち込みが可能なので、利用する際は忘れずにしてくださいね。

料金を抑えるための3つのコツ

見積り

ミニバスは人数に合わせて効率的に移動できる手段です。さらにちょっとした工夫で料金が抑えられるコツもあります。ここでは料金を抑えるためのポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

平日やオフシーズンを狙う

週末や大型連休、桜や紅葉のシーズンは予約が集中するため、料金も高めに設定されています。平日や1月〜2月・6月などのオフシーズンを選ぶと基本料金や待機料金が抑えられるでしょう。同じ行程でも1〜2割やすくなるケースもあります。

乗車・降車地点の工夫で走行距離を短縮

ミニバスの料金は、走行距離と所要時間の合計で計算されます。そのため、出発地や解散地をなるべく移動ルート上に近い場所に設定するだけで、全体の走行距離も短縮されますよ。例えば集合時間を、最寄り駅ではなくルート上の駅に変えたり、最終地点を観光地ではなく駅に近い場所に変更すると、よりコスパが良くなるでしょう。

無駄な空き時間・待機時間を減らす

観光地での滞在時間が長すぎたり、次の目的地までの移動の間に余計な空き時間があるとその間のバスは「待機扱い」になり、追加料金が発生する場合もあります。見学時間に上限を設けたり、効率的な移動順でスケジュールを組むと良いでしょう。

まとめ

旅行をする女性

ミニバス(コミューター)は、少人数での移動に便利で、コスパも優れた貸切バスです。料金は利用シーズンや時間によって変動するものの、事前に相場や費用の内容を理解しておくことで、無駄なくスムーズに予約できます。

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