貸切バスの[たびの足]

沖縄で貸切バスを利用する際に気になる料金について

沖縄ではいろいろなバス会社が貸切バスプランを打ち出しています。どのような点に気を付けて選べばよいのでしょうか?沖縄で貸切バスを利用する際のポイントについてまとめてみました。

沖縄でバスを貸切したらどのくらいかかるの?相場を知りたい!

貸切バス

そもそも、沖縄でバスを貸切るのにはどのくらいかかるのでしょうか?
現在、貸切バスの料金は2016年4月より国土交通省が定めた新基準によってバスの車種と走行距離と拘束時間によって決まる仕組みになっています。料金は、上限と下限が決められています。
たとえば、大型車ですと、1kmあたり170円~120円、1時間あたり7,680円~5,310円。中型車ですと、1kmあたり150円~100円、1時間あたり6,680円~4,490円です。結構幅がありますね。これは繁忙期なのかそうでないのか、さらにバスの運行条件や設備などのグレードによっても変わってきます。そのため。バス会社ごとに料金が異なります。
目的に合った料金を確認したいのであれば、まずは無料で見積もりを取り寄せることが必要です。

貸切バスの基本料金には何が含まれているの?

詳細は、各バス会社への確認が必要ですが、一般的に貸切バスの料金には以下のものが含まれています。

  1. バス貸切代
  2. 運転手の人件費
  3. ガソリン代
  4. バス乗車中に事故が起きた場合のための損害賠償責任保険

ここで、料金に大きなウエイトを占める(1)バス貸切代についてみてみましょう。バスを借りている時間というのは、バスを車庫から配車場所まで改装する時間や、その間の運転手の休憩時間と待機時間、さらには皆様のバス利用が終わって車庫まで帰る時間までが「貸切代」の時間として算出されます。
つまり、貸切バスの料金をお得にするためには、配車場所に近い場所に車庫があるバス会社からバスを借りることが重要なポイントになります。

追加でかかる料金についても確認しよう。

上記の料金には、基本的には有料道路・駐車場代は含まれていません。
有料道路については、お持ちのETCカードをそのまま使える場合もありますが、バス会社によって異なりますので、別途確認が必要です。
施設駐車場については、沖縄県内はほとんどが無料なのですが、首里城のように施設に付属する無料駐車場がないところでは、駐車場代が必要です。プランの行き先を確認しましょう。
また、宿泊を伴うプランの場合は、運転手さんの宿泊料金も必要になります。
もしバスガイドさんをお願いする際も、バス代に込みではなく、オプションとして料金がかかってくる場合がほとんどです。相場は1名につき20,000円前後(時期によって異なります)です。
最後に、乗車されるお客様の傷害保険にも、念のため入っておくことをおすすめいたします。

料金だけじゃない、安全性についてもチェックしよう。

貸切バスの料金の構成を紹介いたしましたが、いかがでしたか?
一口に貸切バスといっても、用途によって様々な車種があり、シーズンによっても料金にばらつきがあるため、旅行計画をたてる際には早めに見積もりの取得をおすすめします。最近は一括見積りができる便利なサイトもあるので、そちらを利用されるのも良いでしょう。
ただし、料金が安価というだけでバス会社を選んでしまうのは、安全性に疑問が残ります。
現在、日本バス協会では、「貸切バス事業者安全性評価認定制度」を設け、認定事業者を国土交通省ならびに日本バス協会のホームページ上で公表しております。皆様の候補となったバス会社が認定事業者かどうかをこちらで確認するのも良いでしょう。
せっかくの旅行ですから、安全性にも優れたバスで旅をしたいものですね。

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