貸切バスのバスガイド料金・メリット・手配方法を解説！

2025/05/27

貸切バスのバスガイド料金やメリット、手配方法を解説！貸切バスでの旅行や団体移動で、より快適なスムーズな旅にしてくれるのがバスガイドです。貸切バスでの移動中もバスガイドが案内してくれればより楽しい旅になるでしょう。今回はバスガイドの料金相場やメリット、手配方法を詳しく解説します。

貸切バスのバスガイドとは？役割や仕事内容

早速貸切バスのバスガイドについてご紹介します。バスガイドの役割や仕事内容を詳しく見ていきましょう。

プロの案内で旅が充実！バスガイドの主な役割

貸切バスでの旅行や観光を盛り上げてくれるのがバスガイドです。バスガイドは観光案内を業務としており、その地域の特色や人気の観光スポット、車窓から見える景色の説明などを行うため、バスの中でバイクを持っている人のことです。

バスガイドは、貸切バスを運行するにあたってさまざまな役割があります。

まずはバスの中から、観光スポットの見どころや歴史、車窓から見える景色などについての案内です。観光スポットを訪れる前に前もって情報を知っておくと、実際に訪れた時の感動が何倍にもなりますよね。また、バス運行時の安全確認や誘導業務など、バスが安全に運行できるように運転士を補助する役割もあります。さらに、お客様が乗車になる際のチケット改修や集合時刻・注意点のアナウンスなどもバスガイドの役割です。

なお、ほとんどのバスガイドはバス会社が雇っている社員です。中には派遣社員としてバスガイドを行っているケースもあります。

観光案内から旅程管理まで バスガイドの業務範囲

実際に一緒に観光スポットへ行き現地で観光案内を行うケースもあるものの、バスガイドの業務に行程管理は入っていません。ですので、バスガイドが集合時間等を指定することはないです。そのため、バスガイドが同乗しているツアーの場合は、幹事自ら行程管理を行う必要があります。なお、バスガイドから観光に必要な所要時間や集合場所のアドバイスを受けることは可能です。

貸切バスのバスガイド料金相場は？

貸切バスでの旅行や観光を盛り上げるために、バスガイドを利用したい！と思っていても、気になるのは料金ですよね。ここではバスガイドの一般的な料金体系や交通費・宿泊費・食事代の取り扱いについて解説します。

バスガイドの一般的な料金体系（日帰り・宿泊・時間制）

バスガイドの料金は、一般的に1日で決定されるケースが多いようです。1日8時間換算で、残業代や交通費などは追加で加算されます。相場は1日15,000円〜20,000円ほどで、運送時間によって決定されるようです。

バスガイドは、貸切バスの基本プランに含まれていません。もしバスガイドを手配したい場合は別途料金がかかるため注意しましょう。

参考：実態調査結果（バスガイド料金）

交通費・宿泊費・食事代の扱い

バスガイドに含まれる料金は、以下です。

貸切バスで宿泊を伴う場合、バスガイドが宿泊する宿は自分たちで手配しなければなりません。宿泊先は特に指定がないので、自分たちと同じ宿泊地やビジネスホテルなどを手配すると良いでしょう。なお、バスガイドの宿泊費は利用者の宿泊費の80%ほどが目安です。

貸切バスでバスガイドを依頼するメリットとデメリット

ここでは貸切バスでバスガイドを依頼するメリット・デメリットをご紹介します。利用する際はしっかり確認しておきましょう。

メリット①専門知識による質の高い観光案内

バスガイドの最大のメリットは、専門知識による質の高い観光案内でしょう。訪問する観光スポットはもちろん、車窓から見える景色も案内してくれるため、車内でも楽しい時間を過ごせます。

通常の観光情報では得られないスポットやグルメ、穴場まで教えてくれるので、いつもとは違う旅行や観光ができますよ。大人から子どもまで楽しめる案内をしてくれるので、年齢問わず充実した移動時間を堪能できるでしょう。

メリット②スムーズな行程管理と幹事の負担軽減

バスガイドは乗車中のアナウンスや案内を行ってくれます。そのため、次の目的地までの準備や案内もスムーズです。また、渋滞や天候など突発的な変更にも柔軟に対応してくれるので、当日トラブルが起きても安心して旅や観光を続けられます。

貸切バスを利用する場合、幹事は参加者への案内や時間管理、トラブル処理などの対応をしなければなりません。しかしバスガイドがいれば参加者からの質問や道中の説明もしてくれるため、幹事も同行者として余裕を持って旅を楽しめます。

メリット③安全管理補助と緊急時の的確な対応

バスガイドは、走行中も乗客の様子に気を配り、シートベルトの着用促進や車内の安全確認、万が一のトラブルや体調不良などにも冷静に対応してくれます。運転手だけでは手の届かない場面もありますよね。そのような時でも、バスガイドがいることで安心感が大きく高まります。特に高齢者や子ども連れの団体にとっては大きな助けになることでしょう。

デメリット①旅行総額の増加

バスガイドを依頼すると、1日15,000円〜20,000円前後のガイド料が発生します。貸切バスのレンタル料金とは別にガイド料が発生するため、特に貸切バスの利用人数が少ない場合は、1人あたりの負担が大きくなるでしょう。旅行全体のコストが増えてしまうので、予算が決まっている場合は注意してください。

デメリット②バスガイドとの相性問題

バスガイドは旅行や観光中、ずっと同行します。そのため、バスガイドの話し方や雰囲気、サービススタイルが参加者と合わないと、旅の満足度に影響を与えてしまいます。ユーモアを好む方と静かで正確な案内を望む方など好みも人それぞれです。バスガイドとの相性のミスマッチがストレスになるケースもあります。事前にどのようなバスガイドが良いか確認しておくと安心です。

貸切バスのバスガイドの手配方法

貸切バスのバスガイドは、貸切バスを予約する際にバス会社へ希望を伝えれば手配が可能です。ただし、バスガイドの人数には限りがあります。そのため、年末年始や長期休暇など、予約が多い時期は手配できないケースもあるので、もしバスガイドを利用する際は早めに手配しましょう。

貸切バスのバスガイド依頼の疑問を解消！よくある質問

ここでは貸切バスのバスガイド依頼に関するよくある質問をご紹介します。バスガイドを利用する際は、前もって確認しておきましょう。

バスガイドへのチップ（心付け）は必要？相場は？

バスガイドへの心付けは、あくまでお客様の気持ちなので、いくら必要かなどと指定されていません。むしろ必要かどうかもお客様の意志で決定して問題ないです。ただし、バスガイドに心付けをする場合、昼食代として1,000円〜2,000円、1日観光や1泊2日なら3,000円〜5,000円が相場となります。心付けを渡す際は、封筒に「寸志」や「飲み物代」「昼食代」と書かれている場合が多いようです。

バスガイドの食事や宿泊の手配は必要？

日帰りの場合、食事の手配は必要ありません。しかし、宿泊を伴う場合はドライバーとガイドの宿泊代（夕食・朝食付き）はお客様の負担となるため、宿泊を予定している際はドライバーとバスガイドの宿泊地・食事の手配を忘れないようにしましょう。

バスガイドの指名はできる？

結論、バスガイドの指名は「ご要望」として承れます。ただし、バスガイドの業務状況などによってはご要望に添えない場合もあるため、もし希望がある場合は早めに伝えると良いでしょう。

まとめ

バスガイドの料金相場は、1日15,000円〜20,000円です。バスガイド料金は貸切バスの基本プランに含まれないため、別途依頼が必要となります。宿泊を伴う場合はドライバーとバスガイドの宿手配もしなければならないため、バスガイドを利用する場合は早めの準備がおすすめです。

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