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小型バスの定員は何人? 座席配置や料金目安、マイクロバスとの違いを徹底解説!

小型バスの定員は何人?観光や送迎に最適な小型バスは車内設備も充実しており、快適な移動が可能です。今回は小型バスの定員や座席配置、料金目安やマイクロバスとの違いを詳しく解説します。小型バスかマイクロバスか悩んでいる方も参考にしてみてください。

小型バスの定員は何人?

小型バスの定員は正座席で25人までとなり、補助席はありません。 車種や座席表によって乗車可能人数は変わってきますが、ほとんどの車種が21~25人乗りとなっています。

  • 正座席のみの乗車可能人数
    正座席のみの乗車可能人数
  • 小型バスの乗車可能人数
    小型バスの乗車可能人数

小型バスの特徴

小型バス

ここでは小型バスの特徴をご紹介します。サイズや座席表、設備や貸切料金の目安などの参考にしてください。

小型バスのサイズ

バス会社や車種によって異なるものの、小型バスのサイズは全長約7m・全高約3.3m・全幅約2.4mです。乗り心地の良さと充実した設備があるので、一般的なバスよりも寸法が大きくなっています。

全長 全高 全幅

約7m

約3.3m

約2.4m

小型バスの座席表

車両の種類や座席数によって異なるものの、小型バスを利用する際には座席もしっかり把握しておきましょう。特に団体旅行や貸切での利用を検討している場合は、乗車人数とのバランスや座席の広さなどもチェックしておきたいポイントです。

定員が21人の小型バスだと、左右にそれぞれ2席ずつ配置された4列が並び、一番後ろが5席の構成となります。このレイアウトの場合、4列しかないので比較的足元が広くスペースもあるため快適に過ごせますよ。座席数や配置によっては荷物の収納スペースや車内設備にも違いがあるため、利用シーンに適した使い方をしましょう。

タイプ 座席図 座席数 補助席 全座席
  座席図 21 0 21
サロン  座席図 24 0 24

小型バスの設備

小型バスは充実した設備が特徴です。メーカーや車両によって違いはあるものの、カラオケやテレビをはじめ、冷蔵庫やDVDプレーヤーなどが設置されています。小型バスによっては、座席をコの字にして真ん中にテーブルを置く「サロンタイプ」も存在しているので、仲間内で盛り上がりたい時にも最適です。

なお保有車両はバス会社によって違うので、もし小型バスを利用する際に何か希望があれば、あらかじめバス会社に伝えておきましょう。

小型バスの貸切料金の目安

小型バスの料金相場は、出発地となるエリアや移動する距離、予約する時期によって異なります。
例えば東京都内で5時間、100km以内想定で小型バスを予約する場合、貸切料金は52,800円〜が相場です。ただし、サロン観光車両を指定する場合は追加オプション料金を請求されるケースもあるほか、観光需要が高まるシーズンや、土日祝日は料金相場が高くなることもあります。
サロン観光車両の取り扱いの有無や追加オプション料金の有無、時期による料金変動についてはバス会社によって異なるため、事前に見積もりを取って確認しましょう。

  3月~11月 12月~2月
平日 ¥55,000~ ¥52,800~
土日祝 ¥60,500~ ¥58,300~

小型バスとマイクロバスの違い

ここでは小型バスとマイクロバスの違いをご紹介します。ほぼ同じに見られがちな小型バスとマイクロバスですが、定員数やサイズ、設備や使用目的も異なるので注意しましょう。

定員数の違い

小型バスには補助席が設置されておらず、乗車定員は21席から24席までです。これに対して、マイクロバスは正座席が17席〜22席、補助席は最大7席まで備えられる仕様のものもあります。そのため、補助席を含めれば最大29人まで乗車可能です。

このように通常の固定シート数だけで比較すると、小型バスの方が座席数は多くなっています。一方補助席を含めた総乗車人数では、マイクロバスの方が多くの人を乗せられますよ。

  正座席 補助席

小型バス

21〜24席

なし

マイクロバス

18〜21席

5〜6席

サイズの違い

小型バスは少人数での観光にぴったりな車両で、マイクロバスよりも一回り大きいのが特徴です。一般的なサイズは、全長約7m・幅約2.3m・全高約3.3mで、乗車定員はおよそ24名となっています。

それに対して、マイクロバスは同じく全長約7mながら、車幅約2m・車高約2.6〜2.8mと、小型バスに比べてややコンパクトな作りです。

  全長 全幅 全高

小型バス

約7m

約2.3m

約3.3m

マイクロバス

約7m

約2m

2.6〜2.8m

設備の違い

小型バスの車内設備

観光用途でよく利用される小型バスには、テレビやビデオ、DVDといった映像機器が備え付けられていることも多く、移動中も飽きることなく快適に過ごせるのが魅力です。一方、マイクロバスにはこれらの機器が設置されていない場合もあります。ただし、バス会社によってはテレビなどを装備したマイクロバスも用意されていることがあるため、必要な場合は事前に確認・相談しておくと安心です。

また、冷蔵庫やカラオケ設備は、小型バスだけでなくマイクロバスにも搭載されているケースがあります。短時間の移動でも車内でちょっとした楽しみを演出できるので、状況に応じて活用してみるのもおすすめです。

使用目的の違い

結婚式

小型バスはサイズこそコンパクトですが、快適な移動をサポートする充実した設備が備えられています。そのため、乗車人数が少ない場合でもリラックスして過ごしたい時にぴったりです。社員20名ほどの企業による社員旅行や、子ども会の遠足、荷物が多くなりがちなスキー・登山といったアクティブな小グループの旅行にも適しています。

一方、マイクロバスはスポーツチームや学校の部活動など、子どもたちの送迎に最適です。遠征試合や合宿などで大人数を一度に移動させる際、公共交通機関だと子どもたちのにぎやかさが気になることもありますが、マイクロバスを使えば周囲の目を気にせず安心して移動できます。さらに、乗り換えの必要がないため、途中で迷子になる心配がないのも大きなメリットです。

貸切料金の違い

見積りを確認する女性

小型バスとマイクロバスのレンタル料金はほぼ同じ水準で、相場はおおよそ5万8,500円〜8万5,600円(税別)程度となっています。

貸切バスの料金は、国土交通省により安全運行を確保するための料金範囲が定められており、その範囲内で各バス会社が設定する仕組みです。実際の料金は、バスを利用する時期や曜日、運行時間帯によっても異なります。特に深夜や早朝の運行が含まれる場合は、追加料金が発生することもあるので注意しましょう。また、交替運転手が必要な長距離や長時間の運行では、その分料金が高くなる傾向です。

そのため、旅行日程や行き先がある程度決まった段階で、まずはバス会社に見積もりを依頼するのがおすすめですよ。正確な参加人数が未確定でも、およその人数を伝えれば費用感を把握できます。

小型バスをレンタルする際の注意点

マイクロバス

小型バスをレンタルする際は、乗車人数や車両に関する注意点をしっかり把握しておきましょう。

乗車人数に注意する

小型バスの定員はおおよそ21〜25名程度で、比較的多人数での移動にもゆとりを持って対応できます。そのため、企業の工場見学や視察、観光などさまざまな用途に適しています。ただし、小型バスには補助席がないため定員を超えての乗車はできません。

車両が古い可能性もある

各バスメーカーは小型バスの製造を終了しています。そのため、車両の年式が古い場合もあるので注意しましょう。比較的新しいバスを希望するなら、マイクロバスや小型バスの利用がおすすめです。

保有している会社が少ない

小型バスを保有しているバス会社は限られています。小型バス自体の台数が少ないため、早めの予約が必要です。なお、残存している車種には、日野自動車「メルファー7」三菱ふそう「エアロミディMJ」日産ディーゼル工業(現UDトラックス)「スペースランナー7」などがあります。

小型バスのレンタルについてよくある質問

バスドライバー

実際に小型バスを利用する前に、ある程度の情報を把握しておくと当日慌てません。車両のみのレンタルはできるのか、トランクルームの広さなどを前もって確認しておきましょう。

小型バスはバスだけのレンタルはできる?

貸切バス会社によっては、小型バスの車両のみをレンタルすることも可能です。ただし、バスだけをレンタルする場合、バスの運転は自分たちで行わなければいけません。コンパクトな作りの小型バスですが、車両区分は中型自動車となります。そのため、普通免許で運転することはできません。小型バスを運転するためには中型免許(8t限定なし)もしくは大型免許が必要です。

該当の免許を所有している場合でも、普段からバスを運転している人でなければ、慣れないバスの運転は非常に負担がかかります。少しの距離の運転でも思った以上に疲れてしまうこともあるでしょう。また、小型バスが走行できる道や駐車場を探しながら運転するのは、かなりの手間と時間もかかります。一般的に、小型バスのレンタル料金には運転手1名の金額が含まれているため、特別な費用や申し込みは必要ありません。小型バスの運転はプロに任せるのがおすすめです。

トランクルームに入る荷物の量は?

小型バスには、トランクルームがあります。ただし、トランクルームに入る荷物の量にはスーツケース5〜15個程度と車種によって大きな違いがあります。「人数分のスーツケースが載せられると思っていたのに、ほとんど荷物が載らなかった」という事態を防ぐためにも、トランクルームに入る荷物の量についてはあらかじめバス会社に確認をしておきましょう。

また、小型バスの定員に対して乗車する人数に余裕がある場合には、空いた座席にスーツケースなど大型の荷物を積載することもできます。旅行の場合は、お土産など帰りの荷物が行きよりも増えてしまうケースが想定されるため、小型バスの乗車人数は荷物を載せるスペースも考慮した上で、余裕を持って設定するのがおすすめです。

定員数ピッタリの人数だと狭い?

定員数ピッタリの人数でも利用できますが、荷物の量次第では窮屈と感じるかもしれません。小型バスにはトランクルームがあるとはいえその広さは余り広くないため、荷物の量によっては座席をつぶす必要もあります。なお、定員を超えると車両を変更しなければならないので、人数増加には注意しましょう。

トイレ付きの小型バスはありますか?

基本的にトイレ付きの小型バスを所有するバス会社はほとんどありません。また、手配できたとしても高額になる可能性もあるので、トイレ休憩を多めに取るのがおすすめです。

バス料金以外にかかる費用はある?

小型バスの利用料金には、バス車両のレンタル料金に加えて運転手1名の料金も含まれているのが一般的です。ただし、高速道路の通行料金や駐車料金、運転手の宿泊代や食事代など料金に含まれない費用もあります。

宿泊での利用や、高速道路での長距離移動を伴う利用の場合は、バス料金以外の料金が高額になるケースもあります。小型バスは中型自動車区分になるため、高速道路の通行料金や駐車料金が普通車より高いことにも注意が必要です。
また、バス料金以外の費用については、当日の実費精算が一般的です。予算に余裕を持つことはもちろん、当日スムーズに精算ができるようにある程度の現金を用意しておきましょう。

なお、高速道路の通行料金については、ETC車載器が搭載された車両であれば、ETCカードで精算することも可能です。

まとめ

OKマークを出す女性

小型バスの利用料金は、大型・中型バスよりも安くなっています。ただし、バス会社によって料金は異なるため、複数のバス会社に見積もりを取るのがおすすめです。また、車種や車両タイプを指定したい場合は、旅行の日程が決まり次第、早めに予約を取るようにしましょう。

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