結婚式で送迎バスを利用するメリットは?手配方法・マナー・注意点まで徹底解説
2025/11/25
結婚式に招待するゲストの移動手段として、貸切の送迎バスを手配するのは非常に有効な選択肢です。最寄り駅から式場まで、披露宴会場から二次会会場までなど、決められた時間と場所に合わせて確実に移動できるため、ゲストの負担を大幅に減らせます。
今回は、結婚式で送迎バスを利用するメリットから、手配時のマナー・注意点までをわかりやすく解説! 新郎新婦はもちろん、式場スタッフやウェディングプランナーの方もぜひ参考にしてください。
結婚式に送迎バスは必要?手配が必要な場面とは

結婚式といっても、すべてのケースで送迎バスが必須というわけではありません。以下に該当する場合は、新郎新婦側で送迎バスを手配する必要が出てきます。
- 式場のアクセスが悪く、電車・バス移動だと不便
- 式場が用意するバスの人数枠が足りない
- 披露宴会場と二次会会場が離れており、ゲストの移動が大変
- 遠方からのゲストが多く、荷物が多い
実際には、新郎新婦が直接バス会社へ手配するよりも、式場スタッフやウェディングプランナーに相談して手配してもらうのが一般的です。式場側が駐車場・乗降場所・台数を踏まえて最適な車種を提案してくれるため、安心して任せられます。
結婚式での送迎バスの手配方法と料金

送迎が必要と判断したら、まずは式場スタッフに以下の情報を伝えます。
- 乗車予定人数
- どこからどこまでの送迎が必要か
- 荷物量(遠方ゲストの荷物・引き出物など)
人数に応じて、一般的に選ばれる車種はマイクロバス(最大27名乗車可能)やミニバス(13名乗車可能)です。距離や時間によって変動するものの、料金相場は47,300円〜60,500円ほどとなっています。
また、送迎バスを利用する場合は 式場や会場の駐車場の有無、乗降場所の確保を早めに確認しておくことがスムーズな運行につながります。
貸切バスの料金はいくら?相場や料金内訳をご紹介!
結婚式で送迎バスを利用する3つのメリット

結婚式当日は、ゲストにとっても新郎新婦にとっても特別な1日ですよね。だからこそ「迷わず・困らず・快適に式場へ到着できること」が大切です。ここでは結婚式で送迎バスを利用するメリットをご紹介します。
1トラブルなく全員が同じ場所へ移動できる
ゲストが自家用車やタクシーで移動する場合、不慣れな土地では以下のようなトラブルが起こることがあります。
- 違うホテルへ行ってしまう
- 最寄り駅の名前を聞き間違える
- タクシーで分乗した結果、はぐれてしまう
送迎バスを利用すれば、全員が一緒に迷わず目的地へ到着できます。式開始に遅れてしまうリスクも減り、主催者側の安心感も高まることでしょう。
2荷物が多いゲストでも移動が楽に
遠方から参加するゲストは、衣装や着替えなどで荷物が多くなりがちです。披露宴後には引き出物も加わるため、徒歩や電車は負担が大きくなります。
特に、女性ゲストはドレスやヒールで歩きづらいことも多く、悪天候の移動は大きなストレスになることもあるでしょう。送迎バスがあれば、荷物の多いゲストやドレスアップしたゲストも安心して移動できます。
3トラブルなく全員が同じ場所へ移動できる
送迎バスの大きな魅力のひとつが、運転を気にせず全員で楽しめることです。自家用車での移動では運転手は飲酒できませんが、バスなら全員がお酒を楽しめます。
車内で映像や音楽を流すことができる車両もあり「移動時間も結婚式の演出の一部」にすることも可能です。
結婚式で送迎バスを手配するときのマナーや注意点

続いては、結婚式で送迎バスを手配する際に知っておきたいマナーや注意点を紹介します。新郎新婦だけでなく、結婚式場スタッフやウェディングプランナーにも役立つ内容なので、ぜひチェックしてみてください。
送迎バスを管理する人が必要
新郎新婦は挙式準備や着付けで時間に余裕がないため、ゲストとは別行動になるのが一般的です。そのため、送迎バスに同乗して乗車人数の確認・トラブル対応を任せられる人を事前に決めておくことがとても重要です。
また、貸切バスは事前払いが基本ですが、駐車場料金・高速道路料金など当日精算が発生するケースもあるため、支払いをお願いできる人がいると安心です。対応してくれた方には、お車代としてお礼を渡しましょう。
親族と一般ゲストの送迎バスは分ける
親族と友人・同僚などの一般ゲストは、送迎バスを分けて手配するのがマナーです。 親族は集合時間が早い場合が多く、また移動中に気を遣わせてしまう可能性もあるため、別々に運行した方が双方が快適に過ごせます。
送迎バスがあることを事前に案内する
送迎バスの存在、集合場所、発車時刻については、必ず事前に案内状で共有しましょう。電話や口頭だけでは伝達ミスが起きやすく、結婚式の遅刻につながる恐れがあります。
特におすすめは、招待状に「乗車場所の地図・バス時刻表」を同封する方法です。送迎バスの利用人数を制限したい場合は、招待状の返信で「利用する/しない」を確認しておくとスムーズです。
送迎バスの費用は新郎新婦が負担するのがマナー
送迎バスは新郎新婦側が全額負担するのが一般的なマナーです。たとえ新郎新婦がバスに乗らないとしても、ゲストに料金を請求するのは避けましょう。
また、多くの場合、貸切バスの料金は式場側がまとめて支払い、その他の結婚式費用と合わせて請求されます。式場によっては割安になることもあるため、スタッフに確認してみるとよいでしょう。
遠方ゲストにはお車代の準備を
徒歩や電車での移動の有無にかかわらず、遠方から来るゲストにはお車代を渡すのがマナーです。送迎バスを利用するゲストでも、乗車場所までの移動距離が長い場合はお車代を用意するのが無難です。
帰りの送迎バスは複数回に分けると便利
結婚式の送迎用に貸切バスを手配すれば、決められた時刻に決められた場所まで確実に送迎してくれます。そのため、行きは全員一緒に移動できて便利ですが、帰りの送迎バスをどうするかは検討が必要です。
決まった時刻に始まる挙式や披露宴とは異なり、二次会に参加せずに最寄り駅までの送迎を希望するゲストや二次会会場までの移動を希望するゲストなど、ゲストによってバラつきが出る可能性があります。
そのため、1台の送迎バスを複数回運行することで、費用を抑えながら柔軟な対応が可能になります。披露宴の終了時刻や二次会の開始時刻に合わせて事前に時刻表を作成し、ゲストに共有しておくと、トラブルなくスムーズに運行できますよ。
結婚式は送迎バスの利用がおすすめ

結婚式当日のゲスト移動は負担が大きく、道に迷うリスクや荷物の多さなどトラブルが起こりやすいため、送迎バスの利用がおすすめです。貸切バスなら全員がスムーズに移動でき、移動時間も式の一部として楽しめます。
また、駐車場や乗降場所の管理が必要なため、手配は式場スタッフに任せるのが一般的です。
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新郎新婦から相談を受けた式場スタッフやプランナーは、ぜひお気軽にご相談ください。