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貸切バスの種類を詳しく解説!サイズ、料金、おすすめ活用シーンとは

旅行や観光で使用される貸切バス。
社員旅行や慰安旅行で多く使用されるイメージが強いものの、実は個人でのレンタルも可能です。
今回は貸切バスの種類やサイズ、料金やおすすめの活用シーンをご紹介します。

貸切バスとは?

貸切バス

貸切バスとは、いわゆる運転手付きのバスのことです。
貸切バスと聞くと、旅行会社企画のツアーを思い浮かべますが、会社や個人でのレンタルも可能で、その用途は様々に選べます。

プロの運転で旅行や観光を楽しめるので、運転の負担や待機時など、時間を気にすることなく満喫できます。
せっかく旅行するなら、運転の手間やストレスを気にせずに楽しみたいですよね。

ここでは、貸切バスの座席数や設備などをご紹介します。

バスの車内

座席数

貸切バスには、様々な種類があります。
大型バスだと最大45人、マイクロバスだと21人など貸切バスによって大幅に座席数が変化。 また、荷物を積載できない貸切バスもあります。
例えばマイクロバスの場合、トランクルームがないためスーツケースやキャリーバックといった大荷物は座席に置くしかありません。
乗車人数や荷物の量をしっかりと確認し、適した種類の貸切バスを選択する必要があります。

なお、「自分たちで運転すれば、座席に1人余裕が出るのでは?」と、貸切バスの運転手を削りたくなる方もいることでしょう。

しかし、自家用バスを「貸切バス」とした個人稼業の防止目的にレンタカーとして使用する車両が決められているため、貸切バスは運転手なしでの利用はできないのです。

貸渡自動車の車種は以下の車種区分

  • 自家用乗用車
  • 自家用マイクロバス(乗車定員29人以下であり、かつ、車両長が7m以下の車両に限る。)
  • 自家用トラック
  • 特種用途自動車
  • 二輪車

法律により大型バスで観光する場合は、一般貨物自動車運送事業を示す緑ナンバーの車を運転手付きで借りなければならないので注意しましょう。

設備

また、貸切バスの種類によって変わるのは設備も同じです。
長距離旅行で多く使用される大型バスや中型バスには、冷蔵庫やカラオケ・モニターなどが備わっています。
一方で貸切バスのサイズが小さくなるにつれ設備も少なくなる傾向があるため、

  • 必要な設備はなにか?
  • どのような旅行にしたいのか?
  • 車内で何をするのか?

などを前もってリスト化し、それぞれの貸切バスを比較し選びましょう。

観光客

トランクスペース

旅行で意外と忘れがちなのがトランクスペースの存在です。
上述した通り、マイクロバスは最大21人乗車できますが、トランクスペースがありません。

通路に荷物を置けないので、必然的に座席にスーツケースやキャリーバックを置くこととなります。
そうなると座れない人たちが出てくるので、こういった座席問題が起こることも視野にいれましょう。

荷物の大きさや量によって使用するトランクスペースも変わるので、出発前に1人分の荷物の把握や制限を決めておくなど対策をするのも良さそうです。

距離

貸切バスの料金は「走行距離」と「ドライバーの拘束時間」によって決まるため、前もっておよその距離と時間を見極める必要があります。

1人の運転手が大型バスを運転できるのは、走行距離400㎞・拘束時間9時間まで。
そのため、該当する距離と時間を超えてしまうと交代運転手が必要になるのです。
運転手が2人になると、その分費用もかかります。

また、1泊2日以上で貸切バスを利用する際には、運転手の宿泊手配(1泊2日・2食付き)が必要になります。
大型バスを一旦返却するのではなく、運転手も現地に宿泊し翌日も運転してもらう方が安くなる場合も。
運転手の宿泊地は自身で手配し費用を払います。

基本的には2食付き・寝具のある個室がのぞましく、食事がついてない場合は食事代を渡すことになるのでご注意ください。
ホテルによっては運転手用に安い部屋を用意してくれるところもあります。
もし専用の部屋がなくても、通常の部屋を用意してくれるので、一度相談してみてください。
宿泊時には貸切バスの駐車場料金も発生するので、しっかりと用途に合わせた方法を見極めましょう。

そのほかにも、1日の走行距離が200〜250kmを超えると割増料金がかかるなど、移動距離により料金が大幅に変わるため、旅行当日に慌てないようにしておきたいですね。

料金

貸切バスの料金は、以下の6項目によって決まります。

  • 種類、乗車人数
  • 時期(通常期 or 繁忙期)
  • 曜日(平日、土日、祝日)
  • 走行距離、目的地
  • 利用時間
  • オプション

貸切バスの繁忙期は、基本的に5月〜6月下旬・7月中旬〜11月下旬と言われていて、土・日・祝日も利用者が集中してしまいます。

夏休みや秋の紅葉シーズンは旅行が人気の時期でもあるため、それに比例して貸切バスの利用者も増加します。
そのため、夏休み直前の7月上旬や年末年始の12月上旬〜1月下旬や平日の方が安くレンタルできるので、この時期に利用すると比較的料金が安くなりますよ。

また、貸切バスに含まれている料金と含まれていない料金があるのをしっかりと把握するのも大切です。

【貸切バスの料金に含まれる料金】

  • 貸切バスの貸切料金
  • ガソリン代
  • ドライバーの人件費
  • 事故時の保険料

【貸切バスの料金に含まれない料金】

  • 駐車場料金
  • 高速道路など有料道路の使用料金
  • 宿泊旅程の場合は運転手・乗務員の宿泊費
  • バスガイド

長距離移動の際は有料道路を使用することも多くなるので、交通費も頭に入れておきましょう。
駐車場を探すための移動時間や距離が長引かないように、駐車場の場所を事前に確認するなど、出発前に準備をしておくと安心です。

大型バスとは?

大型バス

ここでは、大人数かつ荷物が多い移動の際に使用される大型バスについてご紹介します。

サイズと設備

大型バスには、28〜45人まで乗車可能です。
冷蔵庫やカラオケといった設備も備わっているので、長距離の移動でも楽しみながら過ごせます。

大型バスの詳細・設備一覧
定員 28~45人
トランク スーツケース20~30個積載可能
サイズ 全長12m,車幅2.5m,車高3.7m
設備 大型のトランク/冷蔵庫/カラオケ/ビンゴ/TVモニター

特徴

大型バスは、大人数の日帰り旅行のほか、1泊2日のバスツアーなどで幅広く使用されています。
補助席も使用でき、最大55名まで乗車可能。
大きなトランクがついているので、大荷物がある際や大人数が移動する際でも安心ですよ。

おすすめ活用例

大型バスは、社員旅行や慰安旅行でゆったりとした移動がしたいときや、一度に大人数で移動したいときにおすすめです。
また、余裕のあるトランクケースがあるため、荷物が多いときにも最適。
そのほか、設備が充実しているため、長距離移動の際も飽きることなく過ごせます。

中型バスとは?

中型バス

続いては、バスツアーで人気が高い中型バスについてご紹介します。

サイズと設備

中型バスには、27人まで乗車可能です。
テレビやカラオケはもちろん、湯沸かしポットやリクライニングシートも備わっているので、長距離移動も苦になりません。

中型バスの詳細・設備一覧
定員 27人
トランク スーツケース12~15個積載可能
サイズ 全長7~9m,車幅2.5m,車高3.5m
設備 テレビ/DVD/冷蔵庫/カラオケ/湯沸かしポット/リクライニングシート/トランクルーム

特徴

27人までの乗車なら、中型バスがおすすめです。
日帰り旅行や1泊2日の旅行で使用され、特にバスツアーにおいて人気を誇ります。
補助席がないので27人以上になる可能性がある場合は、大型バスを利用しましょう。

おすすめ活用例

中型バスは、荷物の量が多かったり、ゆったりとした移動がしたいときにおすすめです。
豊富な設備が整っているので、長距離移動に適しています。

小型バスとは?

小型バス

続いては、1泊2日やバスツアーによく使用される小型バスについてご紹介します。

サイズと設備

小型バスには、24人まで乗車可能です。
スーツケースもある程度乗せられるので、ちょっとした旅行には最適のサイズ感ですよ。

小型バスの詳細・設備一覧
定員 21~24人
トランク スーツケース5~15個積載可能
サイズ 全長約7m,全高約3.3m,全幅約2.4m
設備 テレビ/DVD/冷蔵庫/カラオケ/湯沸かしポット/リクライニングシート/トランクルーム

特徴

20人前後の日帰り旅行や1泊2日のバスツアーには、小型バスが使用されます。
大型バスや中型バスを短くしたコンパクトサイズですが、天井が高いこともあり開放的な空間なのが特徴です。
用途も多数あるので、使い勝手が良いのも人気の理由の1つとなっています。

おすすめ活用例

小型バスは、少人数グループでの旅行や家族旅行におすすめです。
小さめの車体ではあるものの、広く感じる車内は、結婚式での親族送迎にもぴったり。
そこまで多くない人数が一度に移動することも多々ありますよね。
そのようなときには、使い勝手が良い小型バスを利用しましょう。

マイクロバスとは?

マイクロバス

続いては、近距離や短時間利用に最適なマイクロバスについてご紹介します。

サイズと設備

マイクロバスには、21人まで乗車可能です。
ある程度人数は乗車できますが、荷物が多い時には不向き。
参加者の荷物の量をしっかりと把握しておきましょう。

マイクロバスの詳細・設備一覧
定員 18~21人
トランク なし
サイズ 全長約6~7m,全高約2.6m,全幅約2.1m
設備 テレビ/DVD/カラオケ/ETC

特徴

結婚式や法事の送迎によく使用されるのがマイクロバスです。
日帰り観光や1泊2日などの旅行などにも最適なサイズ感。
ただ、トランクルームがないのでスーツケースやキャリーバックなどといった大荷物がある際は注意しましょう。

おすすめ活用例

マイクロバスは、近距離や短時間利用におすすめです。
トランクスペースはありませんが、反対に言えば人を乗せるだけであれば使い勝手の良さが際立ちます。
そのため、結婚式での親族送迎や、狭い道での移動に適しているのです。

ジャンボタクシーとは?

ジャンボタクシー

テレビのロケや会社の研修などで多く使われるのが、ジャンボタクシーです。
通常のタクシーよりも広々としているので、ゆったりとした移動時間を過ごせます。

サイズと設備

ジャンボタクシーには、7〜9人まで乗車可能です。
小回りがきくので、多数のスポットを巡る際や狭い道を通る際にはぴったり。
ジャンボタクシーの車種によって乗車可能人数や荷物の積載量も変わるので、用途に合わせて選びましょう。

ジャンボタクシーの詳細・設備一覧(ハイエースの場合)
定員 7~9人
トランク 7~8個
サイズ 全長約4m,全高約2m,全幅約1.6m
設備 ETCがある場合あり

特徴

ジャンボタクシーは、ロケなどでも使用されるワゴン型タクシーです。
広々とした車内でゆったりと過ごせます。
観光やゴルフなどのイベントや、研修や工場見学などで活躍必至!

おすすめ活用例

ジャンボタクシーは、近距離や短時間利用におすすめです。
通常のタクシーよりも大きめではありますが、それでも小回りが効くため、狭い道での移動が多い時には特に重宝しますよ。

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