貸切バスの距離の制限について!運行時のルールや注意点を確認しよう

手軽な移動手段である貸切バスは低価格競争が起きやすく、乗客の安全が軽視されやすいと社会問題化した時期がありました。その後、法改正がなされ、乗客の安全を重視するため、走行距離制限が設けられました。今回は貸切バスが一回・一日あたりに走れる距離制限の詳細やルール、注意点、レンタルするポイントを中心にご紹介します。

貸切バスの運転手の距離制限とは?

貸切バスは社員旅行や観光、送迎などさまざまな用途に使える便利な移動手段です。しかし、バスが走る距離に応じて、ドライバーをもう1人乗務させなければならない場合があります。今回は運転手の距離制限を中心に、貸切バスへの正しい知識とポイントを知ることで、自分に適したプランを見つけましょう

正しく知ろう!距離制限も含めた、国が定める「交替運転手の配置基準」

バス運転手改正前の「交替運転手の配置基準」と言う貸切バスの定めでは、以下の条件が設定されていました。

・拘束時間が16時間を超える場合
・運転時間が2日を平均して1日9時間を超える場合
・連続運転時間が4時間を超える場合


さらに平成25年8月1日の法改正より「高速道路を走行するバス運転者の一人あたりの運転の上限を昼間500km、夜間400kmとする」という条件が追加されました。

また、2つ以上の運行(昼間走行と夜間走行)を行う場合、合計走行距離は600kmまでとなります。

そのため、走行距離が上記の上限を超えた場合、ドライバーが2人必要となり、貸切バスの料金も高くなります。

値段を安く抑えたい!貸切バスがワンマン運行可能な距離や時間などの条件とは?

貸切バスは法令に則って、制限された走行距離を超えた走行は禁止されています。そのため、利用客も無茶な旅程をバス会社に強要することはできません。しかし、法令に則りつつもワンマン運転を利用することで、料金を安く抑えることができます。

ワンマン運転とは、ドライバーが1人による運転です。

法改正では、1日の昼間の実車距離を500kmまで、夜間の実車距離400kmまでと定めています。また、走行運転時間は9時間以内とし、連続運転時間は計画上2時間まで、1人のドライバーの拘束時間は原則1日13時間までと定めています。
※運転時間=拘束時間ではありません。

上記の条件内であれば、ワンマン運転が可能なため、費用を抑えられます。

ワンマン運転の貸切バスを借りる時の注意点

貸切バスの中でも少人数の移動に長けたマイクロバスはワンマン運転のみとなります。そのため、マイクロバスでは運転手を2人付けた長距離走行は事実上不可能です。

また、ドライバーを2人付けた場合、待機しているドライバーの座席が必要です。そのため、レンタルする貸切バスの上限定員がひとつ減るため、予約する際は注意しましょう。

運転手が一人で良いマイクロバスをレンタルする時をご紹介!

ワンマン運転でマイクロバスを利用する場合、予約の際に注意すべきポイントがいくつかあります。

マイクロバスのレンタルをする際の注意点とは?

マイクロバスマイクロバスは本来、短距離の送迎や時間の短い利用に特化したバスのため、座席は観光バスタイプの車両に比べ、簡素(カンタン)な作りのものが多く、長時間・長距離の運行には向きません。そのため、ワンマン運転が基本であり、貸切バスのマイクロバスでは運転手を2人付けることができないので、注意しましょう。しかし、短距離の移動や同じ目的地を何度も往復する場合、マイクロバスは柔軟な対応が可能です。少人数で長距離の移動をする場合、マイクロバスではなく、小型バスを検討してみましょう。

運転手不足!?繁忙期の貸切バスは早めの予約がマスト

インターネットでの予約やコスト削減を目指す企業が増えており、貸切バス業界では深刻な運転手不足が懸念されています。そのため、繁忙期では貸切バスをレンタルできない可能性があります。貸切バスの繁忙期は、主に4月下旬~6月上旬、7月下旬~お盆まで、9月末~11月末とされています。また、東京や大阪などの大都市や京都、北海道、沖縄といった人気の観光地では貸切バスの需要が高いため、運転手が不足しがちなため、早めの予約がおすすめです。

プランに合った貸切バスを選ぶためのチェック項目をご紹介!

貸切バスをレンタルする場合、「貸切バスの種類とプラン」と「貸切バスの用途」、「貸切バスの料金」を把握し、計画するプランに適した貸切バスを選択しましょう。

貸切バスの種類とプラン

貸切バスの種類 特徴 定員数 積載量
ミニバス 小回りが利きやすく、住宅街や複雑な道路で運行が可能 13名程度 車内の座席を利用する
マイクロバス 送迎バスで利用されやすく、比較的短距離の往復に最適 18~27名程度 車内の座席を利用する
小型バス テレビモニターやDVDプレイヤーも付属しており、中距離の移動に最適 21~24名程度 スーツケース3~5個積載可能
中型バス マイクロバスや小型バスよりも大柄でトランクルームが広く、長時間移動に最適 27名程度 スーツケース12~15個積載可能
大型バス シート位置が高く、車窓からの眺めも良い。座席数も多く、トランクルームも広いため、長距離の旅行に最適 45~60名程度 スーツケース30~35個積載可能

貸切バスの用途

貸切バスの車種によって、最適な利用用途も異なります。

貸切バスの種類 用途
ミニバス 企業主催の技術研修や視察、現地での観光巡りや冠婚葬祭など
マイクロバス 企業主催の視察研修から冠婚葬祭の送迎、現地での観光巡り
小型バス 観光や企業の視察研修・展示会招待など
中型バス 企業主催の接待旅行や自治体の慰安旅行など
大型バス 大型団体での視察研修、ゼミやサークルの合宿、町内会・部活などのスポーツ大会での旅行などの移動

全ての貸切バスは観光や旅行に使用できますが、走行距離や移動計画によって、快適性が異なります。中でもマイクロバスやミニバスは小型・中型・大型バスに比べて、頑丈ではないため、乗客の安全を重視する場合は小型以上の貸切バスがおすすめです。

貸切バスの料金

貸切バスの料金はバスの乗車人数と目的地、走行距離によって、変化します。宿泊やバスガイドの有無でも料金が変化するため、必要な条件をまとめると比較しやすくなります。

貸切バスの種類 料金 一人当たりの料金
ミニバス・マイクロバス 約50,000円後半から約85,000円程度 2,500円強/25人
小型バス 約50,000円後半から約85,000円程度 2,400円強/25人
中型バス 約70,000円から約100,000円前半程度 2,300円強/30人
大型バス 約80,000円前半から110,000円後半程度 1,800円強/45人

また、大型バスには、ビールサーバやリフト付き、サロンバスといったオプションが有料で選択できます。利用用途に応じて、追加しましょう。バス会社によっても料金に差があるため、貸切バスの相場を把握し、相見積もりを取ることがおすすめです。

貸切バスには走行できる距離の制限が設けられており、走行距離や走行時間帯に応じて、費用が高くなります。そのため、条件を満たしていない場合は貸切バスを利用できません。しかし、ワンマン運転を前提にした場合、費用を低く抑えられます。また、乗客数が多くなれば、規模の大きい貸切バスを選択した方がお得となります。貸切バスは日本全国どこへ出かけるときでも見積り依頼やチャーターの予約が簡単にできるため、おすすめです。

貸切バス・レンタルバスおすすめ情報

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